Google広告は、さまざまな宣伝をインターネットでしたいときにおすすめのサービスです。
しかし、具体的にどのようなものなのか、きちんと把握していない方もいるかもしれません。
そこで今回は、Google広告の基本情報や種類、費用などを解説します。
Google広告について知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
Google広告の基本情報
Google広告は、Googleが提供する広告出稿サービスです。
Google AdSenseといったサービスを用いてさまざまなWebサイトに表示されます。
そのため、インターネットを使ったことのある方ならば、何回もGoogle広告で出稿されている広告を見たことがあるはずです。
ちなみに、Google広告の以前の名前はGoogle AdWordsであり、2000年11月23日に登場しました。
その後、2018年の7月に現在のサービスへ変更されました。
Google広告のメリット
Google広告は予算に応じて広告費用を設定でき、予算が限られている場合でも活用可能。
その上、広告での効果をデータとして可視化してくれるため、どのくらい目標に近づいたのか把握しやすくなっています。
他にも、広告内容に適したユーザーに配信できることも、Google広告のメリットです。
ターゲットに対しての広告が配信できるからこそ、成果も得やすくなっています。
Google広告のデメリット
上記のようなメリットがある一方、デメリットもあります。例として競合が多いことが挙げられます。
Google広告は参入ハードルが低く、結果としてどうしても競合が多いというデメリットが生じているのです。
また、Google広告はYouTubeの動画の始まる前や途中で配信されることもあり、ユーザーに対してマイナスのイメージを与えてしまうかもしれません。
そうなると、せっかくの広告も逆効果となってしまうでしょう。
Google広告の種類
Google広告には、主に以下のような種類があります。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- 動画広告
- ショッピング広告
- アプリキャンペーン
それぞれどのようなものなのか、1つずつ見ていきましょう。
リスティング広告
リスティング広告とは、Googleで検索した際の結果画面の上部もしくは下部に表示される広告のことです。
テキストのみの広告で、ユーザーが調べている上で必要なタイミングで配信します。
リスティング広告は検索結果にマッチした広告を表示できるため、ターゲットに合わせた配信が可能。
結果としてクリックしてもらいやすくなるでしょう。
しかし、上記で触れたようにテキストのみの広告であるため、画像や動画と比べると目立つような広告ではありません。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ上に画像や動画、テキスト形式で表示される広告のことです。
リスティング広告とは違って画像や動画での出稿が可能であり、ユーザーに注目されやすいものとなります。
ただ、リスティング広告と比べると離脱率が高くなる傾向であるため、そのことには注意しましょう。
また、リスティング広告よりも改善点が見つけにくいという欠点もあり、なぜコンバージョンにつながらないのかわかるまで時間がかかるかもしれません。
動画広告
動画広告はYouTubeに展開されている広告のことで、YouTube広告と呼ばれることもあります。
YouTube広告の中に3つの種類があり、それぞれ「TrueViewインストリーム広告」と「TrueViewディスカバリー広告」、そして「バンパー広告」です。
動画広告は認知拡大やブランディング目的で活用しやすいものである一方、上記で述べたように動画再生の邪魔になってしまうことから、マイナスのイメージにつながる恐れがあります。
ただ、YouTube自体は多くのユーザーが利用していることもあり、今後も人気の高い広告を維持するでしょう。
ショッピング広告
ショッピング広告は、リスティング広告と同じくGoogleの検索結果に表示されます。
しかし、リスティング広告とは違ったものであり、わざわざECサイトへアクセスしなくても商品画像や価格が確認できる広告のことを、ショッピング広告と呼びます。
ショッピング広告に関しては、ECサイトを持っている向きの広告です。
ただ、成人向けコンテンツやヘルスケア関連のコンテンツなどは配信時に制限がかかる場合があります。
アプリキャンペーン
アプリキャンペーンは、Googleの検索結果やGoogle Playの検索結果にて、自動的にアプリの配信をしてくれる広告です。
そのことから、自社のアプリをPRしたいときに活用できます。
アプリキャンペーンはアプリに特化した種類ですが、YouTubeの広告として配信することも可能。
動画でアプリの魅力を伝えることもできます。
Google広告の課金方式と費用相場
Google広告を利用する上では、課金方法と費用相場をあらかじめ知っておきたいと思うでしょう。
そのことから、この項目ではそれら2つのことについて紹介します。
Google広告の課金方式は3種類
Google広告の課金方式は、以下の3つです。
- クリック課金
- インプレッション課金
- コンバージョン課金
それぞれどのような課金方式なのか、1つずつ見ていきましょう。
1.クリック課金
クリック課金は、広告がクリックされるたびに費用が発生します。
そのことから、どれだけWebサイトに表示されても、クリックされなければ費用が発生しません。
一方でクリック率が高いと、その分だけ費用が発生するため、すぐに予算が尽きてしまう恐れがあります。
クリック課金は、広告費と成果が比例しやすい関係です。
そのこともあり、クリック課金型で配信するのであれば、配信して数日の配信媒体と流入数を確認し、広告費の推移をチェックしておきましょう。
2.インプレッション課金
インプレッション課金は、配信した広告が1,000回表示されるごとに広告費が発生する課金方式のことを指します。
クリック課金のようにクリックされるたびに費用が発生するわけではないため、ある程度多くのクリックが見込めそうであれば、予算的にインプレッション課金のほうが良いかもしれません。
ただし、クリック課金のような広告費と成果の比例がないため、その広告からユーザーが流入して成果が出る可能性が予測できないという欠点があります。
そのこともあり、基本的にインプレッション課金は商品やサービスの認知拡大目的で、広告を配信したいときに選ばれやすい傾向です。
3.コンバージョン課金
コンバージョン課金は、CV発生時のみ費用を支払う方式です。
クリック課金やインプレッション課金のように誰でも利用できるものではなく、利用するためには一定の条件があります。
Google広告の費用目安は広告の種類で異なる
Google広告の費用目安に関しては、広告の種類で異なります。例としてディスプレイ広告の場合は以下の通りです。
課金方式の種類 | 費用相場 |
クリック課金 | 1クリックで50〜100円 |
インプレッション課金 | 1000回表示で10〜500円 |
コンバージョン課金 | CPAの1.5倍ほど |
外部に広告運用を任せたら場合は?
もし外部の企業にGoogle広告の運用を任せた場合、平均として30万円ほどかかるとされています。
もう少し具体的にみると、リスティング広告だけだと平均25万円で、それ以外のディスプレイ広告といったものだと平均15万円です。
もちろん、具体的な費用は会社次第です。そのため、外部に任せたい場合は一度相談してみることから始めてみましょう。
Google広告で目標の達成を目指そう!
Google広告はGoogleが提供する広告出稿サービスであり、リスティング広告やディスプレイ広告などさまざまな種類があります。
費用相場も異なるため、そこまで含めた上でGoogle広告を始めるかどうか検討してみましょう。