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Google広告の使い方は?始め方や基本的な設定方法などを解説

Google広告の使い方がわからない

Google広告の使い方は慣れると簡単ですが、初心者には「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」などの意味がわからず、難しいと思われる方も多いでしょう。

この記事ではGoogle広告の種類とそれぞれの特徴、基本的な使い方、始める際の流れなどを解説します。初心者の方でも、Google広告の基本的な使い方がわかるようになるでしょう。

Google広告とは?

Google広告とは、Googleのオンライン広告プラットフォームであり、Googleの検索エンジンや関連サイト、YouTubeなどで広告を掲載できるサービスです。検索広告やディスプレイ広告、動画広告などがあり、自社に合った方法でユーザーに訴求できます。

Google広告の主な特徴は以下のとおりです。

  • 精度の高いターゲティングが可能
  • 効果測定がしやすい
  • 低予算で始められる

精度の高いターゲティングが可能

Google広告では、ユーザーの検索キーワードや地域、デバイス、興味関心など、さまざまな属性を基にしたターゲティングが可能です。
これにより、自社の商品やサービスに興味があり、購入や利用の可能性が高いユーザーに広告を配信できます。

効果測定がしやすい

Google広告では、広告の表示回数やクリック数、コンバージョン数などのデータを簡単に取得できます。
広告の効果をしっかりと測定・分析し、改善が可能です。効果的にPDCAサイクルを回転させることで、広告戦略の成功につながるでしょう。

低予算で始められる

1回のクリックあたりの費用(CPC)を自分で設定できるのも特徴です。
1日あたりの予算も設定でき、例えば「1日あたり2,500円」と設定すると2,500円を超える費用は発生しません。これにより、予算に合わせて広告を効果的に運用できます。

Google広告の種類とそれぞれの特徴

Google広告は複数の種類があります。

  • 検索広告(リスティング広告)
  • ディスプレイ広告
  • 動画広告
  • ショッピング広告
  • スマート広告

この5種類の広告は、それぞれに特徴やメリットが異なります。自社の目的や商材、ターゲットに合わせて、適切なタイプの広告を選ぶことが大切です。

以下ではGoogle広告の種類とそれぞれの特徴を解説します。

検索広告(リスティング広告)

検索広告とはユーザーがGoogleで検索したキーワードに関連した広告を表示する広告です。
ユーザーのニーズや意図に合った広告を表示できるため、効果的な集客が可能です。

課金方式はクリック課金制で、広告がクリックされた場合のみ料金が発生します。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はGoogleの検索結果ページや関連サイト、YouTubeなどのWebサイトやアプリに画像・動画広告を表示します。
ユーザーの興味や関心に合わせて広告を表示できるため、認知度向上やブランディングに効果的です。

課金方式はクリック課金制インプレッション課金制があり、どちらを使用するかは、広告主の目的や予算によって選択できます。

動画広告

動画広告とはYouTubeやGoogle Discoverなどの動画コンテンツに広告を表示する広告です。
視覚的に訴求力のある広告を配信できるため、商品やサービスの認知度向上やブランディングに効果的です。

動画広告の課金方式は、クリック課金制と視聴課金制インプレッション課金制から選択できます。

ショッピング広告

ショッピング広告は商品の画像や価格、在庫状況などを掲載した広告を表示する広告です。
商品の購入を検討しているユーザーに直接アプローチできるため、販売促進に効果的です。

課金方式はクリック課金制で、あらかじめ1回のクリックにかかる費用(CPC)を設定します。

スマート広告

スマート広告はユーザーの検索履歴やWebサイトの閲覧履歴などのデータをもとに、自動でターゲティングと入札を行う広告です。運用に手間がかからず、効果的な広告配信を実現することができます。

課金方式は自動入札です。Googleのアルゴリズムによって最適な入札単価が自動的に設定されます。

Google広告の基本的な使い方

Google広告を使用するには、「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」についての理解が必要です。
ここでは、Google広告の基本的な使い方として、アカウント、キャンペーン、広告グループについて解説します。

アカウント

「アカウント」は、Google広告の管理画面です。
アカウントを作成することで、広告の作成や運用、レポートの確認などを行えます。

なお、Google広告のアカウントは、Googleのアカウントとは別ものです。
Google広告のアカウントを開設するには、Googleのアカウントが必要ですが、Google広告のアカウントは、Googleのアカウントとは異なるIDとパスワードで管理されます。

キャンペーン

「キャンペーン」は、広告の目標やターゲット、予算などを設定する単位です。
キャンペーンごとに、検索広告、ディスプレイ広告、動画広告などの異なる広告形態を組み合わせて運用できます。

広告グループ

「広告グループ」は、関連するキーワードや広告をまとめた単位です。
広告グループごとに、広告のタイトルや説明文、ターゲティングなどを設定できます。

Google広告を始める流れ

Google広告を始める流れは以下のとおりです。

  1. Google広告アカウントを作成する
  2. キャンペーンを作成する
  3. 広告グループを作成する
  4. 広告を作成して公開する

Google広告アカウントを作成する

Google広告のWebサイトにアクセスし、「アカウントの作成」をクリックします。
Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、「次へ」をクリックして、アカウントの名前と地域を入力してください。

次に、アカウントの管理画面にログインし、「アカウント設定」をクリックします。アカウント名や地域、通貨、連絡先情報、アカウントの所有者などを設定し、「保存」 をクリックするとアカウントの設定は完了です。

キャンペーンを作成する

アカウントの管理画面にログインし、「キャンペーン」をクリックします。
次に、「キャンペーンの作成」をクリックし、キャンペーンの種類や目標、予算、地域、言語などを設定します。設定ができれば「保存」をクリックすると完了です。

広告グループを作成する

キャンペーンの管理画面にログインし、「広告グループ」をクリックします。
広告グループの作成」をクリックし、広告グループの名前やターゲティング、キーワードなどを設定します。設定ができれば「保存」をクリックすると完了です。

広告を作成して公開する

広告グループの管理画面にログインし、「広告」をクリックします。
広告の作成」をクリックし、広告のタイトルや説明文、画像や動画などを設定します。設定ができれば「保存」をクリックすると完了です。

なお、広告を作成する際には、「目標を明確にする」「ターゲティングを絞る」「広告文を工夫する」の3点が重要です。
広告を作成する際はさまざまな機能を利用できるため、上記を満たせるよう工夫してみましょう。例えば、広告文のキーワードの挿入機能を使用すると、キーワードが広告に自動的に追加されます。

広告を公開するには、公開する広告のチェックボックスをオンにして、「公開」をクリックすると広告が配信されます。

まとめ

Google広告とはGoogleの検索エンジンや関連サイト、YouTubeなどで広告を掲載できるサービスです。細かいターゲティングができるため、購入や利用の可能性が高いユーザーに対しピンポイントに広告を配信できます。

Google広告を利用するにはまず、アカウントの開設が必要です。その後、キャンペーンや広告グループ、広告を制作すると配信できます。

まずはこの記事を参考にGoogle広告のアカウントを開設し、広告を作成してみてください。慣れてくれば簡単に広告を配信でき、貴社のサービスや商品の宣伝ができるようになるでしょう。

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