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ebページ制作は自分でやるべき?ホームページの事前準備や基本的な作り方の流れ、依頼する場合の相場も紹介します

自社のアピールやイベント開催に向けて、webページ制作を検討していませんか?専門の業者に依頼した方が、見栄えが良く反響もあるでしょう。しかし、webページ制作に時間をかけたくない方やコストをかけずにPRしたい場合には、自分で一から制作するという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。そこで今回は、ホームページの事前準備や基本的な作り方の流れ、依頼する場合の相場も紹介します。ぜひ参考の一つにしてみてください。

webページ制作を自分で作るか依頼するか

まずは、webページ制作を自分で作る場合のメリットデメリットを、簡単に理解していきましょう。

自分で作るメリット①コスト削減が期待できる

金額的な面で、コスト削減を期待できるでしょう。無料で一から作成する場合には一切お金をかけずにwebページを制作できますし、有料のツールやサービスを利用したとしても、その利用料金だけで抑えられます。HTMLやCSSといったプログラミング言語の知識がある方は、業者に依頼する必要もないかもしれません。専門の業者に依頼した場合のコストについては、また後程解説していきます。

自分で作るメリット②更新の頻度を調整できる

自身でwebページを制作した場合には、最新の情報を更新する頻度やタイミングを自由に設定できる点もメリットといえるでしょう。外注した場合には、webページの情報の更新や追加をしたい場合に、追加の作業を要してしまい当たり前ですが、追加料金や打合せ時間も発生してしまいます。

自分で作るデメリット①労力が相当かかる

webページの制作の経験やスキルの有無にもよりますが、自身で一からwebページの制作をする場合には、作業時間をはじめ、情報の更新やサーバー、ドメインの契約更新など、細かい手間が重なり時間と労力を要します。そのため、webページの制作の経験やスキルがない方や、インターネットに関する知識に自身がない場合には、制作までに相当の時間と労力を必要とするでしょう。

自分で作るデメリット②コンセプトにあった仕上がりにならない

webページを制作する場合、何か目的があることが多いです。企業PRやイベント告知など、社風やコンセプトに合った仕上がりを求めたいところです。例え、コストを抑えられた敏江も、時間と労力をかけて制作したwebページが、コンセプトにあった仕上がりにならないことも少なくありません。結果的に専門の方に依頼して時間を無駄にしたケースもあるため、しっかりとメリットデメリットを把握した上で、自身で制作するべきか判断するのがいいでしょう。

一部サービスを利用してみる

一からwebページを制作するとなると、やはりハードルが高いため、一部サービスを利用して制作していく方法がおすすめです。プログラミング言語を習得しなくても、ノーコードに対応しているサービスなどは、初心者でも使いやすくてとても便利です。Webに関する専門知識がなくても、手軽にwebページを制作できるのは嬉しいポイントです。

webページ制作を依頼する場合の費用はいくらくらい?

自分でwebページ制作を勧めるのが難しい場合には、外部に発注することを検討しましょう。その場合の費用ですが、内容にもよりますが初期費用で数十万円〜数百万円かかるケースもあります。

例えば、企業のサイト制作を依頼したい場合には、小規模でも50万円程度かかり、大規模プロジェクトの場合には、製作期間も要するため300万円以上かかることもあります。商品やサービスの注文やお問い合わせ等を目的としたランディングページであれば、30万円程度~100万円以内には収まる相場となります。ECサイトの場合には、少なくても100万円、大規模プロジェクトの場合には、製作期間も要するため500万円以上かかることもあります。以上のように、webぺージ費用相場は作りたいサイトの内容によって大きく異なります。

とはいえ、依頼する外部企業によって多少金額が異なるため、数社の見積もりを取って比較検討することをおすすめします。

webページ制作の事前準備

続いて、webページ制作に向けて、事前に準備しておいた方がいいものについて解説します。

サーバー

サーバーとは、データや情報などのコンテンツやサービスを提供するコンピューターのことをいいます。サーバーに公開したいデータをアップロードすると、内容が保存されインターネット上で確認できるようになります。

サーバーは本体の価格が10~100万円程度かかるうえ、周辺機器などの維持費もかかるため、一般的にはレンタルサーバーを借りてWebサイトを制作します。レンタルサーバーであれば、無料で利用できるプランも用意されていることが多く、容量や機能に応じて有料サービスを追加していくのがおすすめです。

ドメイン

ドメインとは、Webサイトがどこにあるかを判別する情報としてインターネット上の住所にあたるものです。Webサイトにドメインを設定することで、インターネット上から特定のwebページにアクセスできるようになります。ドメインには、「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2種類がありますが、webページを制作する場合は、独自ドメインがいいでしょう。自分で設定したドメインの後には「.jp」「.com」「.co.jp」などが構成され、「トップレベルドメイン」と呼ばれています。独自ドメインの取得には費用がかかりますが、トップレベルドメインの前に、会社名やサービス名を設定することで一定の信用獲得にもつながることが期待できます。

ホームページ

ホームページとは、複数のWebページから構成される一つの集合体のことをいいます。ホームページの中身には、テキストや画像などが表示されています。

目的を明確化する

webページを制作する場合には、企業の情報をまとめたり企業をPRしたいものなのか、商品やサービスの認知を広げて集客していきたいのか、事前に目的を決めておくのがいいでしょう。目的を整理したい場合には、以下の項目を参考に方向性を決めていくのがおすすめです。

webページを制作する目的を整理する場合の項目

  • ターゲットはどの層なのか
  • 集客は行うのか
  • 動線はどうするか
  • コンテンツはどのようなものにするか
  • 機能はどこまで求めるか

ターゲットなどの目的を整理し、価値のあるwebページを制作できるようにぜひ参考にしてみてください。

webページ制作の基本的な流れ

最後にwebページ制作の基本的な流れについて紹介します。制作の手順としては、まずは設計を行い、制作、テスト、最後に公開という順番で作業を進めていきます。

設計では、全体の構造を設計していきます。サイトマップを作成することで、どのような階層構造になっているのかを理解することができます。

次に、制作(デザイン)です。ターゲットに刺さるようなホームページの具体的なデザインを決めていきましょう。

続いて、制作(コーディング)です。HTMLやCSSなどのプログラミング言語を使用してwebページを制作していきましょう。知識やスキルがない場合には、ノーコードに対応している作成ツールを利用してみてください。

最後に、ブラウザチェック(テスト)として動作や表示が正常であるかテストを行い、問題がなければ公開となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はホームページの事前準備や基本的な作り方の流れ、依頼する場合の相場も紹介してきました。webページを自分で制作する場合には更新やメンテナンス頻度を自身で調整できたり、コスト削減が期待できます。一方で、知識や経験がないと労力がかかる点は事前に理解しておくといいでしょう。また、外部に発注したり一部サービスを利用する方法もあります。どのくらいの予算があって、いつまでに間に合わせたいのか整理をしたうえで、今回紹介した基本的な流れを参考にwebページに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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