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SEOに最適な文字数を調べる2つの方法|関係性や注意点もしっかり解説

「文字数はSEOに関係ある?」
「SEOに最適な文字数は?」

記事を作る際に気になるのが、こういった疑問ですよね。
最適な文字数がわかれば、より効率的に記事を制作できます。

この記事ではSEOと文字数の関係性を説明し、最適な文字数を知るための方法と注意点を紹介します。

SEOと文字数の関係性について

まずはSEOと文字数の関係性を明らかにしましょう。

SEOと文字数は「関係がない」と公表されています。
ただし、上位表示されている記事は文字数が多いのも事実です。

Googleの公式見解では関係がない

結論を言えば、文字数を気にしすぎる必要はありません。
なぜなら、文字数はSEOに直接的な影響を及ぼさないからです。

これはGoogleの公式見解で明らかになっています。

We don’t have an algorithm that counts the words on your page and says Oh everything until 100 words is bad everything between 100 and 500 is fine and over 500.
We don’t look at it like that, we try to look at the pages overall and make sure that.
This is really a compelling and relevant search result to users and if that’s the case then.
That’s perfectly fine if that’s long or short or lots of images or not that’s essentially up to you.

出典:YouTube

端的に説明すると以下のとおりです。

  • Googleは単語数をカウントするアルゴリズムになっていない
  • 文字数だけでなくページ全体で評価している
  • ユーザーにとって魅力的であれば、文字数は短くても長くても関係ない

以上のことから、「長く書けばいいわけではない」とわかります。

ただし、実際に上位表示されている記事は文字数が多い

ただし、実際に上位表示されている記事は文字数が多いです。
実際に、「クレジットカード おすすめ」と検索した際に表示される上位5サイトの文字数を紹介します。

  • 1位:32901字
  • 2位:60869字
  • 3位:64106字
  • 4位:14545字
  • 5位:111,859字

このようにすべて10,000字を超えていて、上位3位の記事はすべて30,000字以上です。
5位にいたっては、10万字を超えています。

以上のことから、「SEOと文字数は関係がない」ものの「実態として文字数が多い記事が上位表示されている」と言えます。

文字数が多いサイトがSEOで有利になる理由

文字数が多いサイトがSEOで有利になる理由は3つあります。

  • 網羅性が高くなるから
  • 共起語が含まれ高い評価を得やすいから
  • さまざまなキーワードで表示されやすくなるから

それぞれ具体的に解説します。

網羅性が高くなるから

SEOは網羅性が非常に大事です。
複数のサイト・ページを移動するよりも、知りたい情報が1つに詰め込まれているほうがユーザーファーストであり、Googleから高く評価されるからです。

具体的に言うと、上述した「クレジットカード おすすめ」の上位記事は、単に「おすすめクレジットカード」が紹介されているだけではありません。
以下の情報が詰め込まれています。

  • クレジットカード自体の情報
  • クレジットカードを選ぶポイント
  • クレジットカードの決め方
  • クレジットカードの作り方、など

こういった情報を詰め込むと、文字数が多くなるのは当然です。

共起語が含まれ高い評価を得やすいから

共起語とは、メインの検索キーワードに関連した単語です。
たとえば「クレジットカード おすすめ」と検索すると、「初心者」「女性」などが表示されます。
これが共起語です。

共起語

文字数が多いとそれだけ共起語も多く含まれるため、「ユーザーニーズを満たす」としてGoogleから高く評価されやすくなるのです。

さまざまなキーワードで表示されやすくなるから

文字数が多いと、さまざまなキーワードで表示されやすくなります。
それだけ語彙も多くなるからです。

たとえば、「おすすめのクレジットカードを紹介しているだけの記事」と「それに加えて選び方も解説している記事」があるとしましょう。
前者は「おすすめ クレジットカード」のキーワードでしか表示されません。
しかし、後者は「クレジットカード 選び方」のキーワードでも表示されます。

このように語彙が豊富だと、よりたくさんのユーザーからページを見てもらえる可能性が高まります。
だからといって、記事のテーマやサイトの方向性と異なる内容を強引に組み込むのはおすすめできません。

SEOに最適な文字数を知るには

このように検索キーワード・共起語をしっかりと抑えたWebページは、結果的に文字数が多くなります。
ただ、過度に文字数が多いページが良いというわけではありません。

そこで、ここではSEOに最適な文字数を調べる方法について解説します。
SEOに最適な文字数を知る方法は以下の2つです。

  • 競合の記事を参考にする
  • 検索ボリュームから推測する

それぞれ具体的に解説します。

競合の記事を参考にする

まず、競合の記事を参考にしましょう。
あくまで一般論に過ぎませんが、競合の文字数が分かれば、「それより多い文字数」で書くと自サイトの記事が有利になります。

競合の文字数を調べる方法は以下のとおりです。

  1. 「ラッコキーワード」にアクセス
  2. キーワードを入力
  3. 「見出し抽出」をクリック

これで文字数がわかります。

ラッコキーワード

検索ボリュームから推測する

検索ボリュームから推測するという方法もあります。
検索ボリュームが少なければ「ニーズがない」ということなので、そこまで文字数を増やす必要はありません。
反対に検索ボリュームが多ければ、文字数を増やしてしっかりとした記事を作る必要があります。

検索ボリュームを調べる方法はいくつかありますが、「aramakijake.jp」を使うのがおすすめです。
知りたいキーワードを入力すると、月間の検索ボリュームが表示されます。

SEOの文字数に関する注意点

「文字数が多いほうが上位表示される」と考えて、無意味に文字数を増やすのは意味がありません。
なぜなら、Googleが求めているのは「網羅性」や「ユーザーニーズ」であり「無駄な文章」ではないからです。

無駄に文章を増やすとユーザーが離脱しやすくなり、かえってSEOに悪影響を与えかねません。
具体的な質の高いコンテンツ作りに関しては、こちらの記事でまとめています。

【2022最新】SEO記事の作り方|ユーザー・Google目線でポイントを解説

まとめ

SEOと文字数についてまとめます。

  • SEOと文字数は関係がない
  • しかし、上位表示されている記事は文字数が多いのも事実
  • Googleは網羅性がありユーザーニーズを満たしている記事を上位表示させる
  • 網羅性とユーザーニーズを意識すれば、文字数が増えるのは必然
  • だからといってむやみに文字数を増やすのは逆効果

検索結果で上位表示されやすいWebページを作るためには、これらをしっかりと心がけましょう。

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