「メタディスクリプションっていったい何?」
「メタディスクリプションの書き方がわからない」
メタディスクリプションを設定することで、間接的にseoの効果あるといわれています。しかし、効果的な書き方をしないとメタディスクリプションを設定してもあまり効果は見込めないでしょう。
本記事ではメタディスクリプションとは何かを説明し、効果的なメタディスクリプションの書き方を紹介します。
メタディスクリプションとはなにか
メタディスクリプションとは記事の紹介文のことで、Google検索した際に、記事タイトルの下に表示される短い文です。PCの場合は120字、モバイルの場合は70字程度が検索結果に表示されます。
メタディスクリプションはseoには直接は関係がないとGoogleが公言しています。しかし、メタディスクリプションの設定するとサイトへのクリック率向上が見込めるので、間接的にseo対策ができるといえるでしょう。
WordPressを使用したメタディスクリプションの基本的な書き方
WordPressでメタディスクリプションを書くには、下記の3つの方法があります。
・HTMLファイルに直接書き込む方法
・WordPressのプラグインを使用する方法
・テーマの機能に含まれている場合
HTMLファイルに直接書き込む方法
WordPressでメタディスクリプションをHTMLファイルで作成する方法があります。
HTMLファイルで作成するには、以下のような要素を記入します。
<meta name =”description”content=”メタディスクリプションの本文がここに入ります。”/> |
上記の要素をページのheadタグ内に入れます。content=””の””の間にページごとのメタディスクリプションを設定しましょう。
WordPressのプラグインを使用する方法
プラグインを使用すると、簡単にメタディスクリプションを作成できます。
プラグインは下記の方法で簡単にインストールできます。
・プラグインの設定方法
(1)Wordpress管理画面の「プラグイン」から新規追加を選択
(2)プラグインを追加のページから設定したいプラグインを検索
(3)設定したいプラグインが検索結果に表示されたら「今すぐインストール」を押してインストール
(4)インストールしたら「有効化」を押して設定完了
メタディスクリプションを作成するプラグインは「All in One SEO Pack」や「YoastSEO」が有名です。
テーマの機能に含まれている場合
WordPressで使用しているテーマに、メタディスクリプションを書く機能が含まれていることも。テーマによってメタディスクリプションの設定方法は異なりますので、お使いのテーマを確認してみてください。
seo対策に効果的なメタディスクリプションの書き方
seo対策に効果的なメタディスクリプションを書くために、下記のポイントを意識しましょう。
・文字数を70字程度にする
・記事の内容を簡潔に書く
・キーワードを入れすぎない
・ユーザーがどんな悩みを解決できるか
文字数を70文字程度にする
PCとモバイルでは、検索結果に表示できるメタディスクリプションの文字数が異なります。Webサイトの閲覧はモバイルが多いので、モバイルサイトに合わせて70文字程度にしておくのが望ましいです。
記事の内容を簡潔に書く
ユーザーはメタディスクリプションを読み、記事を読むか判断します。そのため、メタディスクリプションにはユーザーが求めている記事の内容を簡潔に記載することが大切です。
無理に文章形式にする必要はありません。Googleでも次のように述べられています。
メタ ディスクリプションは、文章形式にする必要はありません。そのページに関するデータを含めておくだけでも効果があります。たとえば、ニュースやブログ投稿の場合は作成者、公開日、署名などを記載できます。これにより、スニペットには表示されない関連性の高い情報をユーザーに提供できます。同様に、商品ページには、価格、発売年、メーカーといった重要な情報がページのいたるところに散らばっていることがありますが、適切なメタ ディスクリプションには、こうしたデータがすべて含まれています。
引用:Google検索セントラル|検索結果のスニペットを管理する
キーワードをいれすぎない
70字程度のメタディスクリプションに無理に記事のキーワードを盛り込もうとすると、不自然な文になり、何が言いたいのか分からなくなります。
メタディスクリプションはSEOに直接的な影響はないため、キーワードを無理に入れることはやめましょう。
ユーザーがどんな悩みを解決できるか
メタディスクリプションでは、下記のようにユーザーのどのような悩みを解決できるか示すと良いでしょう。
本記事は、「お菓子作りをしていて膨らまないスコーンの原因をしりたい…」という悩みを解決できる内容になっています。 本記事は、「Google Adsenseの審査が通らなくて困っている…」という悩みを解決できる内容になっています。 |
ユーザーの悩みを言語化して共感を得ることは、記事へ誘導することができるテクニックのひとつです。文字数を考慮しつつ、ユーザーに寄り添う内容を書きましょう。
メタディスクリプションに関するよくある疑問
ここでは、メタディスクリプションに関するよくある3つの疑問についてまとめました。
メタディスクリプションがGoogle検索に反映されていないのはなぜですか?
ページに沿ったメタディスクリプションを書けていない可能性があります。設定したメタディスクリプションがページ内容について書かれていないとGoogle側が認識すると、Google側が自動でメタディスクリプションを作成します。
メタディスクリプショを設定したとしても、必ずしも希望が通るわけではないということを頭に入れておきましょう。
メタディスクリプションに特殊記号や絵文字を使用しても良いでしょうか?
メタディスクリプションに特殊記号などを使用しても問題はありません。ただし、特殊記号が検索結果の表示に反映されない可能性があることを念頭に入れたうえで使用しましょう。
ページごとにメタディスクリプションは必要でしょうか?
メタディスクリプションはページごとに設定しましょう。
各ページごとにオリジナルのメタディスクリプションを設定すると、サイトクリック率が向上する可能性が高いです。ただし、全てのページを同じメタディスクリプションにすると、Google側は内容に即していないと判断し、自動生成したものを検索結果に表示します。
メタディスクリプションを設定する際にはページごとに中身を変え、記事の内容に沿うように心がけましょう。
まとめ
メタディスクリプションは、検索結果に表示されるため、記事本文以上にサイトの「顔」となります。しかし、seoに直接関係するものではないこともあって重要視されていないことが多いです。ただし、効果的なメタディスクリプションを設定するとサイトのクリック率の向上を期待できるため、間接的なseo対策になり得ます。
メタディスクリプションは、70文字程度でユーザーがその記事を読みたくなるような文章を書くことが重要です。WordPressでも簡単に設定できますので、メタディスクリプションを作成したことがない方は作成してみましょう。