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WordPressに問い合わせフォームを設置する方法は?設置するべき場所まで詳しく解説

WordPressに問い合わせフォームを設置する方法やメリットは?

WordPressに問い合わせフォームを設置すると、ユーザーとの交流が図れるためコンテンツの改善に繋げられます。ECサイトなどを運営している場合に顧客からの問い合わせや購入の申し込みなどを受信したい時は、問い合わせフォームの設置を推奨します。

しかし、やみくもに設置しても効果はありません。そこで、本記事ではWordpressに問い合わせフォームを設置する方法や設置すべき場所、そして設置する際に気を付けるべきポイントについて詳しく解説します。

問い合わせフォームを作成するメリット

そもそもなぜ、Wordpressに問い合わせフォームを設置する必要があるのでしょうか。
お問い合わせホームを設置すると下記のメリットが得られます。

  • 万が一の連絡先になる
  • アフィリエイト広告サービスの審査に通過しやすくなる
  • 企業から仕事の依頼が来ることがある
  • 読者の信頼感・安心感が向上する

ここでは、問い合わせフォームを設置するメリットについて解説します。

万が一の連絡先になる

WordPressに問い合わせフォームを設置すると万が一の連絡先として使用できます

サイトの中にメールアドレスなどの連絡先が明記されていないと、読者は悩んでいることに対して誰に問い合わせれば良いかわからないといった事態に陥ってしまうことがあります。ユーザーは、問い合わせ先がわからないために契約しているレンタルサーバーの企業に連絡してしまうことも少なくないようです。

ユーザーと連絡が取れるような仕組みになっていれば当事者のやり取りですんでいたものが、訴訟に発展してしまう恐れもあります。

WordPress上に問い合わせフォームを設置することで上記のような問題を解決することが可能です。取り返しのつかないトラブルに巻き込まれないためにもお問合せフォームを設置するようにしましょう。

アフィリエイト広告サービスの審査に通過しやすくなる

WordPressに問い合わせフォームを作成するとアフィリエイト広告サービスの審査に通過しやすくなります

アフィリエイト広告サービスを利用する際には、審査の通過が必要です。
審査を通過するには、サイトの信頼性やコンテンツの質、訪問者への価値提供などが重要視されます。そして、アフィリエイト広告サービスの事業者は、利用者とのコミュニケーションが密なサイトを高く評価するため、お問い合わせフォームの存在は重要なポイントとされています。

問い合わせフォームが設置されている場合、訪問者が簡単にサイトオーナーとのコミュニケーションを取ることができます。
そのため、審査ではサイトの信頼性や利用者との関係性が高いと判断されやすくなります

WordPressでは多くのプラグインが提供しており、簡単に問い合わせフォームを作成できます。
問い合わせフォームを設置するとアフィリエイト広告サービスの審査に通過する可能性が高まりますので、積極的に活用してみてください。

企業から仕事の依頼が来ることがある

お問い合わせフォームは自社のウェブサイトと利用者の『窓口』になってくれます。
そのため、お問い合わせフォームを設置すると新規の仕事依頼やサイト内のサービス申し込み、取材依頼など企業やASPから、仕事の依頼や広告掲載の相談がくるかもしれません。

ウェブサイトで公開している記事が検索流入の大きなキーワードで上位表示していると、企業のマーケティング担当やASPの担当者から、さまざまな案件の相談を受けることがあります。
そのため、ライバルの少ないクローズド案件で収益を得ることが可能になります。
また、お問い合わせフォームが設置されているサイトは信頼度が高いと見なされるため、新規ビジネスの発展にもつなげることも可能です。

読者の信頼感・安心感が向上する

お問い合わせフォームを設置することで、サイトの信頼度が向上します。
ユーザーは、記事を読む際にお問い合わせ先の記載がないと「どんな人が運営しているのだろう」と信頼できず不安になります。

お問い合わせフォームがあることで、運営者とのコミュニケーションが取れることを知りユーザーは運営者に対して信頼感を持てるのです。

また、読者はお問い合わせフォームを利用して、サイトにどのような情報を求めているのかを伝えてくれます。それによって、読者のニーズに合わせたコンテンツを提供することができ、読者の関心を引き続けることができます。

ユーザーからの声を分析して今後に活用すると、ブログの運営方針やコンテンツ改善に役立てられるでしょう。

WordPressで問い合わせフォームを作成する方法

実際にWordpressへ問い合わせフォームを設置する方法には下記の3つがあります。

  • プラグイン(Contact Form 7)を使用する
  • Googleフォームを使用する
  • コーディングで自作する

ここでは、WordPressで問い合わせフォームを作成する方法について紹介します。

プラグイン(Contact Form 7)を使用する

お問い合わせファームの作成方法として一般的なのはプラグインの使用です。Wordpressはプラグインを活用すれば、プログラミングの知識がなくてもカスタマイズできます。
数あるプラグインのなかでも無料の「Contact Form7」がよく使われています。

Contcact Form7は、カスタマイズ性に優れており、業種や目的に応じて柔軟な作成が可能です。安全性も高いため、初心者にもおすすめです。

Googleフォームを使用する

Googleフォームを活用し、お問い合わせフォームを作成する方法もあります。
Googleフォームのメリットは下記の5つです。

  • プラグインなしで実装できる
  • 自動集計機能で回答を分析できる
  • 豊富なテンプレートが利用可能
  • カスタマイズが簡単
  • セキュリティが高い

インストールされているプラグイン数が多くなるととWordpressの動作を重くする原因になりますが、Googleフォームであればプラグインのインストールが不要なため動作が重くなりません。

また、自動集計機能や豊富なテンプレート機能を搭載しており、効果的なお問い合わせフォームを設置するのに役立ちます。

コーディングで自作する

お問い合わせフォームをコーディングで自作する方法もあります。
自作の場合は欲しい機能を好きなように付けられるためカスタマイズ性に優れています。

しかし、HTML、CSS、Javascriptなどプログラミングに関する専門的な知識が必要となるため、初心者には不向きの方法です。

問い合わせフォームを設置するべき場所は?

お問い合わせフォームは訪問者がアクセスしやすい位置に設置することが重要です。
どのページを閲覧しているときでもアクセスしやすい位置に配置することで、訪問者が簡単に問い合わせフォームにアクセスできます。

一般的には、Webサイトのヘッダーやフッター、サイドバーなどの固定ページに設置することが多いです。

投稿した記事にもお問い合わせフォームの設置ができます。
閲覧数の多い投稿や、問い合わせに直接繋がりそうな投稿に設置すると良いでしょう。投稿に設置する場合は、投稿の内容に合わせてフォームの設置位置を検討する必要があります。

WordPressで問い合わせフォームを設置する場合の注意するべきポイント

WordPressで問い合わせフォームを設置する場合の注意するべき6つのポイントについて紹介します。

  • レスポンシブ対応になっているか
  • 問い合わせフォームへの導線を設計する
  • 入力する項目を増やしすぎない
  • 問い合わせ内容の確認画面を作る
  • 自動返信メールを設定する
  • スパム対策を実施する

レスポンシブ対応になっているか

WordPressで問い合わせフォームを設置する際には、レスポンシブ対応になっているかを確認することが重要です。

レスポンシブ対応とは、デバイスの画面サイズに応じて自動で調整されるデザインのことであり、スマートフォンなどの小さなデバイスでも問題なくフォームが表示され、入力がしやすくなることを意味します。

実際にスマートフォンなどの小さい画面で表示して確認してみましょう。
また、Google Chromeのデベロッパーツールを使用すると、スマートフォンなどの小さな画面で表示した際のデザインを確認できます。

Contact Form 7やWPForms、Gravity Formsなどのプラグインは、レスポンシブ対応のフォームを簡単に作成できるため、導入を検討してみましょう。

問い合わせフォームへの導線を設計する

お問い合わせフォームまでの導線にも注意しましょう。

訪問者が問い合わせフォームにアクセスするためのリンクの設置が必要です。
このリンクは、サイトのヘッダーやフッター、問い合わせページ、または各ページのサイドバーなど、訪問者が簡単にアクセスできる場所に配置する必要があります。

入力する項目を増やしすぎない

問い合わせフォームには、必要最低限のフィールド(氏名、メールアドレス、題名、本文など)を含め、必要に応じて項目を追加できます。

しかし、項目が多すぎると訪問者がフォームの記入に躊躇する可能性があるため、注意しましょう。

問い合わせ内容の確認画面を作る

確認画面を設置すると問い合わせの処理をスムーズに行えます。
ユーザーは入力内容を再度確認できるため、誤送信を防ぐことができます。

また、管理者は送信された情報が正確であることを確認できます。

自動返信メールを設定する

自動返信メールを設定するとユーザーに対して入力内容を確認するメールを自動的に送信できます

自動返信メールを設定すると業務の自動化や入力内容の確認、保存などが可能です。これにより、ユーザーの入力内容をより迅速に処理することができ、顧客満足度の向上につながるでしょう。

自動返信メールの内容は、プラグインの設定画面から編集できます。デフォルトのテンプレートの使用もできますが、カスタマイズにより自社のサイトのブランディングに合わせたメールの送信が可能です。

スパム対策を実施する

WordPressで問い合わせフォームを設置する際には、スパム対策の実施が重要です。スパム対策を実施することで、スパムメールの送信を防ぎ、問い合わせフォームを正しく運用できます。

スパム対策の方法は以下があります。

GoogleのreCAPTCHAの導入
reCAPTCHAは、人間がフォームを送信しているかどうかを判断するためのサービスでです。Contact Form 7プラグインなどの多くの問い合わせフォームプラグインで、簡単に導入できます。

アクセス制限
同じIPアドレスやドメインからのアクセスを遮断しスパムメールの送信を防ぐ方法です。ただし、設定が複雑で専門的な知識が必要になります。

その他の方法
サーバーへの「.htaccess」ファイルの設置や、海外からのIPアドレスを制限することにより、スパムを排除する方法もあります。ただし、これらの方法は設定が複雑であり、専門的な知識が必要です。

これらの方法を組み合わせることで、問い合わせフォームからのスパムメールを効果的に除外できます。

ただし、スパム対策を実施する際には、ユーザーの利便性を損なわないように注意することが重要です。例えば、reCAPTCHAが複数回出現するなど、ユーザーに不便を強いるような対策は避けましょう。

まとめ

WordPressにお問い合わせフォームを設置すると様々なメリットを得られます。
例えば、何か問題が起きた場合の万が一の連絡先として活用できたり、ユーザーへの安心感を与えたりすることが可能です。

ただし、お問い合わせフォームを設置するうえでいくつか注意すべき点も存在します。
現代はスマホから記事を閲覧することが多いため、レスポンシブに対応しているかを確認しましょう。また、問い合わせフォームをただ適当に設置するのではなく、ユーザーの誤送信を防ぐための確認画面を作成したり、アクセスを簡単に行うための同線を設計する必要があります。

効果的にお問い合わせフォームを設置し、サイトの信頼性を上げましょう。

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