SEM対策

SEO効果測定は定期的に行うことが大切!効果測定の見方や改善ポイントを解説

サイトを開設したが、そのあとはどうしたら良い?

サイト開設後のSEO対策が実はとても重要です。そして、SEO対策は最初に行うだけではなく定期的に行うことが大切です。

本記事では効果をきちんと分析して改善していく方法やポイントを解説します。

SEO対策における効果測定とは?

SEO対策の効果測定とは、SEO対策を実施した前後でどのくらい効果が出たのか数値で測定することです。

サイトやコンテンツを作っても、検索上位でなければ多くの人に認知されません。
そのため、制作後のSEO対策により検索エンジン最適化を図ることが大切です。

また、しっかりSEO対策を行っていると思っても、効果測定がきちんと行われていなければ検索上位に表示されないかもしれません。そうなると多くの人にコンテンツが見られず業績アップや企業のブランディングに繋がらないことになり、サイトのメリットがなくなります。

そのため、SEO対策の効果測定は、サイト運営にとってとても重要と言えます。

効果測定が大切な理由①効果は常に変動している

SEO対策を行って最初は検索上位になっていたとしても、常に効果は変動します。

競合他社が人気のサイトやコンテンツを作った場合には、そちらに流れていきます。また、常に新しい情報やユーザーのニーズを掴んで役立つ情報を掲載しないと検索ランクも下がっていく可能性があります。

そのため、定期的な効果測定と改善が大切です。

効果測定が大切な理由②SEO対策の効果を常に分析することが必要

SEO対策を取ったときに、どの対策が効果的だったかを可視化して分析することも必要です。

効果測定を行い、効果的な対策を常に取って改善していくことがサイト運営にあたっては重要となります。

効果測定が大切な理由③SEO対策の改善点がわかる

効果を測定すると、自社サイトにとってどんなSEO対策が効果的か、またどんなコンテンツやリンクなどが足りないかを知れます。

例えば、サイト自体のコンテンツ数が少ないことが分析結果として挙げられた場合は、新しいコンテンツを毎回更新していく必要があります。

また、被リンク数が少ない結果となった場合は、他のSNSからのリンクを増やして、そこから流入するように考えるなど、改善点を見つけることができます。

SEOの効果測定内容の見方と重要な指標

SEOの効果測定の各項目の測定内容や重要指標についてご紹介します。
効果測定の際に大切にしたい、基準となるポイントをご紹介しますので、測定結果の見方の参考にしてください。

効果測定項目効果測定内容確認する上での重要指標
コンテンツ数アップロードされている新規コンテンツ数を確認半年で60記事、1年で120記事以上
クローラーの巡回数Google Search Consoleで1日のクロール数、検索流入数をチェック開設半年後に1日平均150回〜200回を達成
キーワードごとの検索順位GRCなどのキーワードごとの検索順位確認ツールでチェック検索順位1位を目標
検索エンジン経由の流入数Google Search Consoleで検索エンジンでの流入数、合計クリック数を測定クリック数の増減を毎月確認
ページビュー数Google AnalyticsでコンテンツごとのPV数を確認数値の伸びと、どのコンテンツが伸びているかをチェック
コンバージョン数Google Analyticsでサイト全体のコンバージョン率やコンバージョンページアクセス数測定数値の伸びを確認、特にコンバージョンページアクセス数を分析
被リンクGoogle Search Consoleを使い被リンク数を確認被リンク数が多いかを確認
直帰率・離脱率・滞在時間Google Analyticsの行動で、1ページしか見なかったり、離脱した率、滞在時間を確認直帰率・離脱率が減少し、滞在時間がどれだけ伸びたかを確認

SEO効果測定はどの時期に行うべき?

SEOの効果測定は、どの項目も1ヶ月に1回など定期的に行うのがおすすめです。
定期的に行って、前月との比較をしていくことが重要なポイントです。

SEO効果測定の時期で注意すべき点

SEO効果測定は定期的に実施することが大切で、前月と比較するのが基本です。

しかし、一つだけの分析結果に捉われないようにしてください。時期的要因などでも変化することがありますので、長期的な目線で判断しましょう。

SEO効果測定による分析の行い方と改善方法

SEOの効果測定による分析は、効果測定項目のすべての内容を確認しましょう。

これらの項目にどのような傾向があるのか、相互の関係を見たり、全体的に分析したりしてください。
例えば検索エンジンからの流入数が多くなければ、それがいろいろな項目に影響するため、相互の関係についても考える必要があります。

主なSEO効果測定ツールをご紹介

ツールを活用すると、効率よく分析ができます。

SEO効果を測定するためのツールとしては、Googleが無料で提供する「Google Analytics」「Google Search Console」や「GRC」活用して分析するのがおすすめです。

Google Analytics

Google Analyticsではユーザーのサイトを訪問した際の行動をリアルタイムで分析できるのが特徴です。ページビュー数・コンバージョン率・流入経路・直帰率・離脱率・滞在時間が測定できます。

Google Search Console

Google Search Consoleはどのようにサイトが検索されているのかを確認できるのが特徴です。クローラーの巡回数・キーワードでの検索順位・被リンク・流入経路が測定可能となっています。

GRC

GRCは、キーワードでの検索順位を分析可能なツールです。Googleだけでなく、他の検索エンジンでの順位も知ることができるので、他のツールと併用して活用するのがおすすめです。

改善方法

効果測定の後、具体的にはどのようにサイトを改善していけば良いのでしょうか。

  • コンテンツ数が減少している場合
  • クローラーの巡回数が少ない場合
  • キーワードごとの検索順位が低い場合
  • 検索エンジンからの流入数が少ない場合
  • 検索エンジンからの流入数が少ない場合
  • ページビュー数が少ない場合
  • コンバージョン数が低い場合
  • 被リンクが少ない場合
  • 直帰率や離脱率が多く滞在時間が短い場合

ここでは、効果測定結果ごとに改善方法を紹介します。

コンテンツ数が減少している場合

毎月など定期的にコンテンツを新しく作成して増やしましょう。
ユーザーを分析してニーズをつかみ、ニーズの高い良質なコンテンツを作っていくことが大切です。

クローラーの巡回数が少ない場合

サイト内に不要なURL、重複したURLがないかを確認してください。
また、サイトを多く外部に露出させることによって、Googleが検索しやすい環境を作ることも重要です。

キーワードごとの検索順位が低い場合

検索順位が低い記事、公開して3ヶ月~6ヶ月以上経過している記事のリライトしましょう。
検索順位と重要性の高いコンテンツの内容の見直しが大切です。リライトではキーワードを多く入れる・記事のボリュームを増やすなどを試してみてください。

検索エンジンからの流入数が少ない場合

ユーザーの分析やニーズの分析を再度行い、コンテンツ自体の改善を行いましょう。
流入経路の状態を分析してSEO対策を検討し直すことも大切です。

ページビュー数が少ない場合

コンテンツの内容や視覚的な訴求効果などを見直しましょう。
ページの動線がわかりやすくなっているかどうかなどを確認し、よりユーザーファーストなサイトを目指してみてください。

コンバージョン数が低い場合

コンバージョンへの動線の確認やコンテンツを見直しましょう。
ユーザーが問い合わせや商品購入などの最後のゴールまで行けるように工夫してください。

コンバージョンページへの送客が多いページがある場合は、そのページをさらに充実させることでコンバージョン数が改善するでしょう。

被リンクが少ない場合

関連のインタビュー記事や事例紹介や商品紹介のコンテンツなどを作成し、被リンクを増やしましょう。
また、スパムリンクや関連性の低い被リンクは排除できるよう、否認リストで拒否をすることも大切です。

直帰率や離脱率が多く滞在時間が短い場合

直帰率・離脱率・滞在時間は参考程度に考えて問題ありません

直帰率が高くても、1ページ目でユーザーのニーズが解消されていれば大丈夫なこともあります。滞在時間よりもコンバージョン数を大事にするのがおすすめです。

まとめ

サイトは開設してSEO対策をしたから終わりというのではなく、SEO効果測定を毎月実施し改善していくことが重要です。

コンテンツ数やキーワードごとの検索順位など毎月記録して比較検討していくといいでしょう。効果測定の見方、指標についても重要な指標を知っておくことが大切です。

それぞれの項目の効果測定だけでなく、全体でどのように変化してきているのかを見るようにし、他サイトやユーザーのニーズなどにも敏感になる必要があります。その都度ユーザーにとって有益、有効なサイトにすることで、集客や売上アップ、企業ブランディングを目指してSEO対策をしてください。

関連記事

スマホアプリ

画像のデモ Jarvis画像

SEOプロ

画像のデモ SEOプロ画像

DXプロ

画像のデモ DXプロ画像
TOP