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モバイルseoとは?スマホ用にseo対策を行う重要性について

ホームページを作ったけど閲覧者が少ない…

そのような方は、もしかしたらモバイルseoに対応できていないのかもしれません。
Googleではスマホの普及にともない、検索順位をモバイルサイトの評価を軸にする旨を発表しています。

この記事では、モバイルseoのメリットやモバイルフレンドリーなウェブサイトの作り方などについて詳しく解説しています。

モバイルseoとは?

モバイルseoとは、スマートフォンなどのモバイル端末で検索順位を上げるために行う施策のことです。

従来インターネット上で何かを調べたり探したりする際には、パソコンの検索窓にキーワードを入力し、ホームページやブログなどから情報を集めるのが主流でした。
しかし、スマートフォンが普及した昨今では、パソコンではなくスマホから検索する方が増加傾向にあります。

実際に総務省が発表している情報通信白書によると、2020年にはインターネットデバイスの利用料に関して、パソコンよりもスマートフォンの方が上回っています。

そのような流れを受けて、Googleではサイトの評価基準をパソコンサイトではなく、スマホサイトに切り替える旨を発表しました。
検索順位がスマホなどモバイルサイトをもとに決定されるのを、モバイルファーストインデックスと呼んでおり、そのためモバイルseoを行う必要があるわけです。

モバイルseoに取り組むメリット

世帯におけるスマートフォンの保有率が8割を超えた現在、モバイルseoに取り組むと以下のようなメリットが得やすくなります。

  • ウェブサイトからの離脱率・直帰率を下げられる
  • ウェブサイトに滞在する時間が長くなる
  • ページが上位に表示される
  • 情報が拡散されやすくなる
  • ブランド力を高められる

ここでは、モバイルseoに取り組むと得やすくなる主なメリットについて解説します。

ウェブサイトからの離脱率・直帰率を下げられる

モバイルseoを行いユーザーの利便性を高めると、ウェブサイトからの離脱率・直帰率を下げるといったメリットが得られます。

インターネットで検索してウェブサイトに移動した方のなかには、ページが重かったり見づらかったり、操作性が悪かったりしてすぐにページを閉じた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

特にスマホの画面は小さいため、ユーザーにとっての利便性が欠けていると、すぐにユーザーがページから離脱してしまいます。また、サイト内リンクが上手に構成されていないと、直帰率も高くなってしまうでしょう。

反対に、モバイルseoを行ったサイトではスマートフォンからの操作性が高いため、ユーザーはストレスなくサイトを閲覧できます。

ウェブサイトに滞在する時間が長くなる

モバイルseoの施策を行い、ユーザーが快適に閲覧できるウェブサイトにすると、ユーザーが他のページも負担なく閲覧できると判断するため、ウェブサイトに滞在する時間が長くなります

ウェブサイトに滞在する時間が長くなればなるほど、自社製品やサービスに関するアピールとなるうえ、コンバージョン率アップも期待できます。

ページが上位に表示される

モバイルseoをすると、ページが上位に表示されやすくなります。

Googleでは2015年の4月に、検索順位を決めるためのアルゴリズムをモバイルフレンドリーに切り替えました。
モバイルフレンドリーとは、「スマホなどのモバイル端末で閲覧しにくいウェブサイトは検索順位が下げられる」という意味です。

モバイルseoの施策を行い、ユーザーにとって利便性が高いウェブサイトを作成すれば、ページを検索結果の上位に表示させる結果が期待できるわけです。

情報が拡散されやすくなる

スマホはX(旧Twitter)やInstagram、Facebook、LINEなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)との相性が良いです。そのため、モバイルフレンドリーなウェブサイトを作れば、情報が拡散されやすくなる点もメリットの1つです。

仮に自社製品やサービスがインフルエンサーによって拡散されれば、それだけ多くのコンバージョンを得る結果が期待できます。

ブランド力を高められる

スマートフォンで見やすいサイトを作ると、ブランド力の向上にもつながります。
パソコンで見るときれいに作られたサイトでも、スマートフォンで見ると非常に見づらかったり、古臭く感じたりするケースは少なくありません。

古臭く感じられるサイトは企業のイメージを損ね、ブランド力を下げる結果にもつながりかねません。そのため、モバイルseoで時代に乗り遅れない必要があるのです。

モバイルフレンドリーなwebサイトを作る方法

スマホを利用している方は、パソコンのユーザーとは違うインターネットの使い方をする傾向があるため、以下の点を意識してwebサイトを作りましょう。

  • マイクロモーメントを意識する
  • パソコンと同質のサイトを作る
  • スマホの画面の大きさを意識する
  • ページを早く表示させる

ここでは、モバイルフレンドリーなwebサイトを作る方法について解説します。

マイクロモーメントを意識する

皆さんはパソコンとスマートフォンでは、どちらがゆったりとした気分で検索しているでしょうか。
おそらく、多くの方はパソコンで検索するケースを選ばれると思います。

スマートフォンで検索する方は、パソコンのケースとは異なり何らかの欲求が生まれた瞬間(マイクロモーメント)に検索をかける傾向があります。

マイクロモーメントは簡単に説明すると「知りたい」「行きたい」「購入したい」「やりたい」と感じた瞬間です。
例えば電車に乗っているときに乗り換え方法を「知りたい」時に、スマートフォンを使って検索を行うわけです。

マイクロモーメントは今やモバイルseoを行うにあたって外せない概念です。マイクロモーメントを満たすためにユーザーの検索意図を把握することは、モバイルフレンドリーなサイトを作る結果につながります。

パソコンと同質のサイトを作る

一昔前にパソコンのサイトをそのままスマートフォンのサイトにコピーするツールがありましたが、実際に使ってみると作られたスマートフォンのサイトが非常に見づらかったり、質が落ちたりするケースが少なくありませんでした。

せっかくスマートフォンに対応したサイトを作ったのに、見づらかったり質が低かったりすると検索順位を下げる結果となってしまいます。

そのため、スマートフォン用のウェブサイトも、パソコンと同じく見やすく、質の高いサイトにする必要があります。

スマホの画面の大きさを意識する

モバイルフレンドリーなサイトを作るためには、スマホの画面の大きさを意識する点も重要なポイントです。
以前に比べて大きくなったとはいえ、パソコンで見るケースと比べればスマートフォンの画面は小さいため、工夫しないとページを快適に閲覧できません。

パソコンで作ったサイトをスマホ用に調整したら、実際に複数のスマートフォンで確認するのがおすすめです。
文字の大きさや文章の間隔、改行、画像の見やすさ、画像データの重さなど、実際にスマートフォンで確認しないとわからない点は多数あります。

また、文字だけのページは離脱率が高くなるため、数行に1枚は画像を挿入するなど、ユーザーの気を引く構成にする点も重要です。

ちなみに、パソコンでウェブサイトを作成する際にレスポンシブデザインを実装しておけば、スマホ用のサイトを別途作成する手間が省けるため便利です。

ページを早く表示させる

モバイルフレンドリーなウェブサイトを作る際に外せないポイントの1つが、ページを早く表示させる点です。

Googleではスマートフォンでの検索順位を決めるファクターとして、スピードアップデートを導入しています。簡単に説明すると、ページの表示速度が遅いサイトは検索順位が下がってしまうのです。

ページを早く表示させるためには画像データのサイズを軽量化したり、システムフォントを利用したりするとよいでしょう。

webサイトがモバイルフレンドリーかどうかを調べる方法

モバイルseoの施策は「やったら終わり」ではありません。実際にwebサイトがモバイルフレンドリーかどうかを調べ、改善点があれば修正する必要があります。

webサイトがモバイルフレンドリーかどうかを調べるのであれば、Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」を利用するのがおすすめです。
確認したいwebサイトのURLを入力するだけで、モバイルでの閲覧に適しているかどうかを簡単にチェックできます。

まとめ

モバイルseoとは、モバイル端末で検索順位を上げるために行う施策のことです。

モバイルseoの施策によりウェブサイトをモバイルフレンドリーに改善すると、ウェブサイトからの離脱率・直帰率を下げられるうえ、滞在する時間が長くなる傾向にあります。
その他にもページが上位に表示されたり、情報が拡散されやすくなったりするため、現代ではモバイルseoが欠かせないといえるでしょう。

Googleからモバイルフレンドリーと認められたサイトは検索順位が高くなる傾向にあるため、今回ご紹介したポイントを参考に、なるべく早めにモバイルseoの施策を行うのがおすすめです。

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