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webマーケティング未経験者がwebマーケターに転職する6つの方法

webマーケターに転職したいけど方法が分からない

インターネットでの商品やサービスの販売が主流となった昨今、webマーケターの需要はますます増加しています。
効率的なwebマーケティングをしたい企業にとって、優秀なwebマーケターはまさに引く手あまたと言えます。

実際、キャリアアップや年収アップのため、webマーケターへの転職をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事ではwebマーケターの仕事や平均年収、未経験から転職する6つの方法について解説しています。

webマーケターとはどんな仕事?

webマーケターはwebを利用してマーケティングを行う専門家で、webサイトをさまざまな角度から分析し、改善案や適切な広告運用などについて企業やクライアントに提案するのが主な仕事です。

近年は企業でもホームページやブログなどを利用して見込み客の増加や商品・サービスの販売を行っていますが、効率的な運用にはホームページやブログの定期的な見直しおよび改善が欠かせません。

また、最近はインスタグラムやX(旧ツイッター)、フェイスブックなどSNSを利用する企業も増えてきており、webマーケターの活躍する場面はますます増加傾向にあります。

何らかの商品やサービスを探す際に多くの方がGoogleやbingなどのサイトから検索をかけますが、画面の上部に表示される広告もwebマーケティングにおける施策の1つです。

商品やサービスを販売する点では企業の営業職と変わりませんが、webマーケターは顧客と対面で販売するのではなく、webサイト上に「売れる仕組み」を作る点が大きく異なります。

webマーケターが扱う仕事の範囲は多岐にわたりますが、主な仕事内容を挙げると以下の通りです。

  • SEO対策
  • webサイトの制作および改善
  • Googleを始めとするオンラインサービスでの広告運用
  • 企業やクライアントのブログにおけるアフィリエイト広告の作成
  • アマゾンや楽天などインターネットショップへの出店
  • メルマガ配信
  • マーケティング戦略の策定
  • インスタやフェイスブックを始めとするSNSの運用
  • インターネット上で扱う商品やサービスの企画など

webマーケターに転職した方は上記のいずれか、もしくは複数の業務を担当するのが一般的です。

webマーケターの平均年収は?

webマーケターの平均年収はおよそ500万円ですが、400万円半ばの企業もあれば600万円近い企業もあるなど、企業の規模によって大きな差があります。

また、20代のwebマーケターの平均年収がおよそ360万円であるのに対し、30代のwebマーケターの平均年収はおよそ440万円となっており、経験を積んでスキルアップすれば昇給率が高い仕事と言えます。

webマーケターに転職する方法

webマーケターに転職する方法としては主に以下の6つが挙げられます。

  • web制作会社に転職する
  • webマーケティング部門へ異動する
  • 広告代理店でキャリアを積む
  • スクールに通う
  • 個人のサイトで実績を上げる
  • アルバイトから始める

web制作会社に転職する

webマーケターに転職する方法の1つが、webマーケティング部署があるweb制作会社への転職です。

そもそも自社にwebマーケティング部署がない企業や、外部からwebマーケターを招へいしている企業では、webマーケターとして活躍するのは難しいでしょう。

ただ、webマーケティング部署があるweb制作会社へ転職したとしても、最低限のスキルがなければwebマーケティング部署に配属されるのは難しいでしょう。

webマーケティング部門へ異動する

今勤めている会社にwebマーケティング部門があれば、異動するという方法もとれます。

webマーケターの仕事は実にさまざまなので、webマーケティング部署以外に所属している方でも企業のブログを運営したり、メルマガを配信したりするケースは珍しくありません。

そのような経験を積んでキャリアアップすれば、企業内でwebマーケティング部署へと異動を目指せるでしょう。

広告代理店でキャリアを積む

webマーケターに転職したいのであれば、広告代理店でキャリアを積む方法もあります。広告代理店はクライアントからの要望を受け、広告の出稿や管理を行うのが一般的です。

広告代理店でwebプランナーになると、クライアント企業の商品やサービスを効率よく販売できるようさまざまな施策を担当します。

広告代理店のwebプランナーが行う業務としては、主に以下の例が挙げられます。

  • クライアント企業の担当者との打ち合わせおよびヒアリング
  • 広告を掲載するメディア(Google・bingなど)の選定
  • 広告枠の入札や出稿および運用
  • 広告効果の測定および改善

webプランナーとしての経験を積み、クライアント企業の業績アップに貢献すれば、他企業のwebマーケターに転職できる確率が高くなります。

スクールに通う

webマーケティングには特別な資格が必要なく、極端な話だれでもなれる仕事の1つです。ただ、webに関する基礎的な知識がなければ、webマーケターとして活躍するのは難しいでしょう。

webマーケターに転職したいのであれば、webマーケティングスクールに通い、基礎的な知識や技術を身に付けるのが転職への近道です。

早ければ3ヶ月程度のカリキュラムを終えた段階で転職できる点もメリットの1つです。また、転職できなければ受講料を返還しているスクールもあるため、リスクが小さい点もメリットと言えるでしょう。

webマーケティングスクールに通うと、webマーケターに転職しやすくなる理由は以下の2つです。

  • 本では学べない実践的なスキルが身につく
  • 企業の担当者の心証がよくなる

webマーケティングスクールでは、プロフェッショナルのwebプランナーやwebマーケターの講義を受けられるため、実務上ですぐに使える実践的なスキルを身に付けられます。

また、転職の際にwebマーケティングスクールに通った話をすると、興味を持ってくれる企業が少なくありません。

企業にとっても全くの未経験者をwebマーケターとして雇用するのはリスクが大きいため、webマーケティングスクールに通うのは転職するうえでも大きなメリットと言えます。

個人のサイトで実績を上げる

webマーケターに転職する方法としては、個人のサイトで実績を上げるといったやり方も挙げられます。
webマーケティングと聞くと、とても難しいように思われる方もいますが、客観的にデータを分析できる能力があれば誰にでもできる業務です。

実際、個人でもワードプレスなどを利用してオウンドメディアを作成し、月に数十万円の副収入を得ている方も少なくありません。
そのような「稼げるサイト」を作成・運用している経験を企業などに持ち込むと、webマーケターに転職できる可能性が大きくアップします。

アルバイトから始める

「今の職を失っても構わないから、どうしてもwebマーケターになりたい」という方は、アルバイトから始める方法もあります。

企業サイドにしてもアルバイトとして雇用するのはリスクが低いため、未経験であっても正社員よりは採用される可能性が高いです。
もちろん、アルバイトとしてwebマーケティングで実績を積めば、正社員に転職するのも不可能ではありません。

ただ、アルバイトと正社員とでは待遇がまったく異なるため、よほどの事情がない限りwebマーケティングスクールに通うなどした方が無難と言えるでしょう。

webマーケターには未経験からでも転職できる?

結論から申し上げますと、webマーケターには未経験からでも転職できます。ただ、webに関する知識や技能がまったくなければ、webマーケターとして採用されるのは難しいでしょう。

未経験からwebマーケターになりたいのであれば、webマーケティングスクールに通ったり、個人で「稼げるサイト」を作ったりして、経験を積んでから転職するのがおすすめです。

まとめ

インターネット上での商品やサービスの販売が主流となった昨今、webマーケターの仕事はますます需要が高くなっています。

未経験からwebマーケターに転職するのも不可能ではありませんが、スクールに通ったり個人で「稼げるサイト」を作ったりして、実践的なスキルを身に付けるのが転職への近道です。

今回ご紹介した方法を参考にスキルアップを続ければ、webマーケターとして活躍する将来も夢ではなくなるでしょう。

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