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ホームページ作成において重要なプログラミング言語とは?種類や特徴などについてご紹介します

webページの作成に使われるプログラミング言語とは

webページ作成において必須となるプログラミング言語は3種類あります。

それが、「HTML」「CSS」「JavaScript」の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1,HTML

HyperText Markup Languageの略であるHTMLは、webサイトを作る際の骨組みとなる言語のことです。

具体的にはハイパーテキストをマークアップするための言語です。

マークアップとは、文字にタグを付けることで、画像や表が見れるようにしたり、テキストに対してタイトルや見出しなどを区別するために使用します。

タグの種類は100種類を超え、その種類と意味を理解するにはかなりの時間を要します。

したがって、よく利用するものを中心に理解を深めていくのが良いでしょう。

2,CSS

Cascading Style Sheetsの略であるCSSは、HTMLで作った骨組みに装飾を加えていくための言語です。

文字の色やサイズ、背景の色やレイアウトを変えてデザインを追加していきます。

CSSを使用せずにHTMLでもタグの装飾は可能ですが、使用するブラウザによって表示が崩れる可能性があるほか、CSSの方がデザイン性に優れているために装飾の部分はCSSを組み合わせて活用するのがおすすめです。

3,JavaScript

JavaScriptは、ホームページに動きを付けるための言語です。

具体的には、画像をスライドショーで動かす、背景の色を変化させる、パスワードなどの入力情報が正しくない場合にエラーを表示するなどといったものです。

JavaScriptなしでもwebページ作成は可能ですが、ユーザーが興味を引くようなページにしたり、使い勝手の良い仕組みにする上で大いに活躍するものであるといえます。

その他にもwebページ制作におすすめのプログラミング言語

三大プログラミング言語のほかにも、知っておくと便利なものがありますので、ここでご紹介していきましょう。

1,PHP

ホームページ作成のためのスクリプト言語(※)であるPHPは、200以上存在するプログラミング言語の中でも人気が高いものです。

※スクリプト言語とは、比較的容易に記述や実行ができるように工夫されたプログラミング言語のこと

データベースとの連携が簡単であり、ソースコードがシンプルで初心者でも学習しやすいというのがメリットとして挙げられます。

2,Ruby

日本発祥のプログラミング言語であるRubyは、日本語で学習することができることから、日本人が学びやすいプログラミング言語だといえます。

動きのあるホームページの作成や、アプリケーションソフトウェアの作成などに使用されており、クックパッドや食べログ、Twitterなどさまざまな人気サイト、SNS等でサービスが利用されています。

Rubyは、無料で複製や再配布することができるというメリットもあります。

3,Java

アプリ開発に利用されているJavaは、どんなコンピュータ上でも利用可能なのが特徴です。Apple製品とAndroid製品では、規格が異なりますがJavaであればどちらでも対応することができるため、幅広い分野で活用されています。

なお、先にご紹介したJavaScriptとは異なる言語であるため、混同しないようにしましょう。

世界的にも人気を集めているJavaですが、習得までには多くの時間を要します。

ただし、学習環境として各種サイトやプログラミングスクール、書籍も幅広く揃っているためにしっかりとプログラミングを学習して将来大きな開発をして見たいという意欲があるのであれば、時間をかけてでも学ぶ価値があるものだと言えるでしょう。

4,Perl

Perlは、スクリプト言語の一つであり、CGIスクリプトを記述する際に利用されることが多いものです。

具体的にはアクセスカウンタや掲示板プログラム、メーリングリストなどで活用されています。

かつては、CGIといえばPerlと言われるくらいの地位を確立していましたが、近年では同様の機能を実現するのにPHPを活用するケースが増えてきており、Perlの使用頻度は減ってきている状況です。

効果的なwebページ制作のプログラミング言語の勉強方法

お伝えしてきたように、さまざまなプログラミング言語がある中でより効率的に学習を進めるにはどのような方法があるでしょうか?おすすめの勉強方法をお伝えしていきましょう。

1,プログラミングスクール

初心者で何から始めてよいかわからない、一からしっかり学びたいという人におすすめなのがプログラミングスクールへの通学です。

プログラミングスクールでは目的に合わせて効率的に学べる環境があるということ、またわからないことがあれば講師に質問してすぐに疑問を解決することができるため無駄な時間をかけずに学習を進めることができるのがメリットだと言えるでしょう。

効率的な学習においては、目標に向けての道筋を立てたうえで進めることが必須です。

プログラミングスクールでは、目標達成に向けて最短距離となる道筋を準備してくれるため、安心して学ぶことに専念することができます。

2,書籍

書籍での学習は、出来るだけお金をかけずに、気軽に始めることができる点がメリットだといえます。

初心者向けのものから、ある程度知識を身に付けた人向けのものまでレベルに合ったものが幅広く取り揃っているため、自分に合ったものを選ぶことができます。

とはいえ、種類が多すぎるのは選択肢が多いというメリットの反面選ぶ難しさもあります。

したがって、本を選ぶ際には学習の目的を明確にすること、自分のレベルを理解すること、また人気や売り上げのランキングなども参考にするのがおすすめです。

3,Webスクール

プログラミングスクールよりもリーズナブルで通学の手間も省けるWebスクールは、より手軽にスクールでの学習を取り入れたいという方におすすめです。

場所を選ばずに、自分の隙間時間をうまく活用して学ぶのにWebスクールは最適です。

ただし、Webスクールを選ぶ際にはあらかじめスクールの形態を確認しておきましょう。動画を閲覧するのみの一方的な情報提供のみのものがあれば、質問することはできるが回数が限られているものなどもあります。

動画を見てわからない部分は質問することでしっかり解決したいという場合であれば、質問回数に制限がないスクールを選ぶ必要があります。

スクール形態によって料金も変わってくるため、費用だけで比較するのではなく、内容を含め検討を進めていきましょう。

ノーコードツールで簡単にwebページの制作も可能

ノーコードツールとは、コーディングによるプログラミング開発なしでホームページの作成やWebアプリを開発したりできるサービスのことです。

コーディングが必要ないため、プログラミング言語の知識なしでもWebページが可能であり、コストを抑えたり短い納期での開発ができるというメリットがあります。

一方で大規模開発や複雑な開発においては向いていないということや、サービス提供者側のプラットホームに依存するといったデメリットが挙げられます。

したがって、ノーコードツールはあくまでも限定的なものにはなりますが、シンプルな開発で十分である場合やコスト削減、スピード感重視と考えている企業にとっては選択肢の一つとなるでしょう。

まとめ

以上、今回の記事ではWebページ作成において代表的なプログラミング言語及びその特徴、またプログラミング言語を学ぶにあたってのおすすめ学習方法などについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

数あるプログラミング言語を学ぶには、まずは目的を明確にすること、そして必要なプログラミング言語を選ぶこと、予算や状況に応じて学び方を選択するというステップで進めていきましょう。

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