SEM対策

Googleアナリティクスの資格「GAIQ」を取得するメリットと対策法

Googleアナリティクスはサイトを運営していく上で大切なものです。そのため、すでに利用している方もいるでしょう。
もしそうであるならば、GAIQを取得してみるのはいかがでしょうか。
この記事では、Googleアナリティクスの資格であるGAIQの基本情報や試験内容などについて紹介しています。
Googleアナリティクスの理解をさらに深めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

Googleアナリティクスの資格「GAIQ」とは?

冒頭で述べたように、GoogleアナリティクスにはGAIQという資格があります。
正式名称は「Googleアナリティクス個人認定資格」というもので、Googleアナリティクスノリ会を深めたい方におすすめの資格です。

GAIQの試験内容

GAIQの試験内容は、Googleアナリティクスの仕組みや機能だけではなく、目標や目的に応じてGoogleアナリティクスを活用できるかどうかも問われます。
Googleアナリティクスの知識はサイトを運営する上で大いに役立つものです。
仕組みや機能のみ覚えるのではなく、それらをどのように活用するのかまで覚えておきましょう。

GAIQの合格ラインと難易度

GAIQでは70問出題され、80%の正解率が合格ラインです。
問題自体はすべて選択問題で、30分ほどで解き終わるかもしれません。
ただ、試験時間が90分もあるため、時間が余ったらミスがないか何度も確認しましょう。
GAIQは非常に難しい問題とはされておらず、普段からGoogleアナリティクスを使っている方ならば合格できるレベルとされています。
とはいっても、細かい機能まで出題されるため、少ししか操作したことがない方だと厳しいかもしれません。

GAIQを受験する方法

GAIQの受験方法は簡単で、「Googleスキルショップ」というサイトに登録するだけで受験できます。
もしGoogleアカウントを持っているならば、「Googleスキルショップ」にログインするだけでOKです。
費用は無料で、何度でも受験できます。ただし、すぐ受験し直せるわけではありません。
不合格の場合、7日後に再受験が可能となります。
もし落ちてしまったのであれば、再受験に向けて再度勉強しましょう。

GAIQは有効期限がある

GAIQは一度取得すればOKというわけではありません。有効期限が設けられています。
GAIQの有効期限は合格してから12ヶ月であり、その後も資格を保持したい場合には再度受験する必要があります。
ただ費用がかからないため、コスト的な負担はありません。

GAIQを取得するメリット

Googleアナリティクスの理解を深められるGAIQですが、取得するメリットとして以下の2つが挙げられます。
  •  これまで以上に適切なサイト運営ができるようになる
  •  履歴書の資格欄に書ける
それぞれどのようなメリットなのか、1つずつ見ていきましょう。

これまで以上に適切なサイト運営ができるようになる

1つ目のメリットは、これまで以上に適切なサイト運営ができるようになることです。
Googleアナリティクスはサイトを運営していく上で重要なものであり、多くの方がチェックしています。
しかし、さまざまなことができるがゆえに活用しきれていない方もいるでしょう。
GAIQを取得することでGoogleアナリティクスについての理解が深まるため、これまで以上に活用できるようになります。
結果として適切なサイト運営ができるようになり、質の高いサイトとなるでしょう。

履歴書の資格欄に書ける

2つ目のメリットは、履歴書の資格欄に書けることです。
GAIQは履歴書に書ける資格であるため、これから就職や転職のためになにか資格を取ろうと考えている方にもおすすめできます。
特にGAIQが活用できるのが、広告代理店業務をしている会社です。
Googleから認定されるパートナーとなるためには、GAIQを持っている人を複数名在籍させなければなりません。
GAIQを持っていれば評価ポイントにもつながるため、資格を取得したら履歴書に書いておきましょう。

GAIQを取得するための対策法

GAIQにチャレンジするといっても、簡単に合格できるものではありません。そのため、以下の対策法を参考に勉強してみましょう。

実際にGoogleアナリティクスを利用する

GAIQを取得するためには、Googleアナリティクスを利用することが大切です。
なぜなら、実際に利用することで操作方法や機能性を把握しやすくなるためです。
その上、Googleアナリティクス自体も使いこなせるようになります。

GAIQの問題における傾向を把握しておく

GAIQの問題には傾向があるため、勉強する際にはどのような傾向で出題されるのかチェックしておきましょう。
そうすることで、重点的に勉強すべきポイントが把握しやすくなります。

Googleアナリティクスアカデミーを利用する

Googleでは「Googleアナリティクスアカデミー」を用意しており、そこでGAIQに関することを学べます。
コースが2種類ありますが、まずは「初心者向けコース」から初めてみましょう。

初心者向けコース

「初心者向けコース」は、Googleアナリティクスの新規ユーザーを対象としたコースです。
そのため、初めてGoogleアナリティクスを利用する方に向いています。
「初心者向けコース」で学べる内容は、アカウントの作成方法やトラッキングコードの実装などです。
また、ユーザーレポートや集客レポートなど、基本的なレポートに対する分析方法も含まれています。

上級者向けコース

「上級者向けコース」は、データを収集してわかりやすいレポートにまとめる方法について学びます。
具体的にはカスタムディメンションやイベントラッキングなどを使用し、客のビジネス固有のレポートを収集する方法です。
上記のこと以外に、ユーザーレポートやカスタムレポートなどを使ったハイレベルな分析や、マーケティング戦略なども含まれています。
上級者向けの内容であるため、「初心者向けコース」を終わらせた後に取り組むと良いでしょう。

GAIQに関する本を活用する

GAIQの勉強をする際は、「Googleアナリティクスアカデミー」以外に本を活用するのもおすすめです。
Googleアナリティクスに関する本は数多くあり、主なものとして以下のような本が挙げられます。

いちばんやさしいGoogleアナリティクスの教本: 人気講師が教えるWeb解析と広告計測の基本

この本は、これから新しいことを始める方向けの「いちばんやさしい教本」シリーズの1つであり、セミナー感覚で読むことができます。
Googleアナリティクスでのデータ活用を「取る」「見る」「使う」の3段階で整理しており、仕事の課題別に活用できるポイントを紹介しています。

「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版

この本では、収益アップにつながるデータの見方や分析の方法、改善方法などを学べます。
改訂版ということもあって以前よりも内容がパワーアップしており、情報もアップデートされています。
Googleアナリティクスの初期設定方法やアクセス解析における用語集なども掲載されているため、初めての方にもぴったりな本です。

いちばんやさしい Googleアナリティクス 入門教室

しっかりとGAIQに関する本を購入して勉強したいなら、「いちばんやさしい Googleアナリティクス 入門教室」はいかがでしょうか。
豊富な図解とイラストを活用し、Googleアナリティクスのことをわかりやすく紹介しています。
入門書ということもあり、GAIQを取得したい方だけではなく、企業のウェブ担当者やブログを運営している方にもおすすめです。

GAIQを取得してGoogleアナリティクスをマスターしよう

今回は、Googleアナリティクスの資格であるGAIQの基本情報や試験内容などについて紹介しました。
GAIQは無料で何度もチャレンジできる資格であり、取得すれば履歴書の資格欄に記入できます。
ただ、簡単に合格できるものではないため、取得を目指すからはいきなりチャレンジせず、しっかりと勉強してからテストに挑みましょう。

関連記事

TOP