「SEOは被リンクが大事って聞いたけど、よくわからない」
「どうやって被リンクを増やせばいいのか疑問」
たしかに被リンクは大事ですが、そもそもよくわかっていないのであれば、対策を立てにくいですよね。
そこでこの記事では、被リンクの基本的な情報やSEOとの関係性、増やす方法、確認方法などを解説します。
被リンクとは
被リンクのについて説明する前に、SEOにおける「リンク」について解説しましょう。
リンクとは主に2種類あります。
- 内部リンク
- 外部リンク
内部リンクとは、自サイト内で記事をリンクさせることです。
一方、外部リンクとは、自サイトと他サイトをリンクさせることです。
このうち、「被リンク」とは「外部リンク」を意味します。
被リンクは内部リンクとともに、SEOに良い影響を及ぼします。
<Point>
逆に言えば、SEO対策するなら内部リンクもしっかり強化しないといけません。
この記事では被リンクについて解説していきますが、内部リンクについて効果や対策を知りたい方はこちらを参考にしてください。
被リンクで得られるメリット
被リンクで得られるメリットはいくつかあります。
- 検索エンジンから高く評価される
- ドメインパワーが高まる
- アクセス数が増加する
- 新しい層にリーチできる
もっとも大きなメリットは「検索エンジンから高く評価される」という点です。
検索エンジンから高く評価されることによって掲載順位が高くなり、より多くのアクセス・広い層にリーチできるからです。
被リンクとSEOの関連性については、次で詳しく解説します。
被リンクとSEOの関係
上述したとおり、SEO対策するなら被リンクを意識するのが大事です。
ここではそんな「被リンクとSEOの関連性」について、以下の3点を解説します。
- SEOにおける被リンクの重要性
- 被リンクでやってはいけないこととは
- SEOにおいて優れた被リンクとは
SEOにおける被リンクの重要性
被リンクが多いほど、SEOに良い影響を及ぼします。
実際に、Googleが公式で次のようにアナウンスしているのです。
Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
つまり、被リンクをたくさん獲得しているサイトは「他のサイトから信頼されている証拠だ=良いサイトに違いない」と判断されやすくなるわけです。
しかし、やみくもに外部リンクを増やせばいい、というわけではありません。
<注意>
たとえば自社でいくつもサイトを作り、上位表示させたいサイトを自作自演で被リンクするのは、「ブラックハットSEO」としてGoogleに禁止されています。
詳しくは次で説明します。
被リンクでやってはいけないこととは
被リンクはSEOにおいて非常に重要ですが、いくつか「やってはいけないこと」があります。
- 自作自演で被リンクを増やす(ブラックハットSEO)
- 被リンクを購入する
- 相互リンクを持ちかける、など
これらはすべてGoogle検索セントラル」において、「SEOに悪影響を及ぼす」と警告されています。
PageRank や Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。
最悪の場合、サイト自体が「悪質なものである」と評価され、検索順位が著しく下がってしまう恐れがあるので気をつけてください。
SEOにおいて優れた被リンクとは
SEOにおいて優れた被リンクとは、こういった悪質な(意図的な)方法で増やしたものではなく、自然発生的に得られたものです。
つまり、他サイトやユーザーが「思わず他の人に教えてくなる上質なコンテンツを持っていること」が絶対条件なのです。
詳しくは次で解説します。
被リンクを増やす方法とは
被リンクを増やすためには、「質の高いコンテンツを作る」のがもっとも効果的です。
Googleも被リンクを増やす方法について、「関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的」と公表しています。
自分のサイトに他のサイトから高品質で関連性の高いリンクを作ってもらうには、インターネット コミュニティで自然に人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的な方法です。
関連性の高い独自のコンテンツを作成するには、「ユーザー目線」「Google目線」の2つを意識して記事を書かなければなりません。
それぞれの主なポイントは以下のとおりです。
ユーザー目線 | Google目線 |
ユーザーニーズを把握した記事制作 UI/UXに配慮したレイアウト わかりやすい構成 | E-A-Tを意識する 網羅性を高める 独自性を強める |
それぞれの具体的な記事の書き方に関してはこちらで解説しています。
外部被リンクのチェック方法とは
外部被リンクをチェックする方法はいくつかあります。
- サーチコンソール(Search Console)を使う
- 分析ツール
それぞれ詳しく解説します。
サーチコンソール(Search Console)を使う
おすすめなのがサーチコンソールです。
サーチコンソールを使えば、無料で簡単に被リンクがわかります。
それだけじゃなく以下の機能でページやサイトを分析でき、SEO対策に役立てられます。
- 検索パフォーマンス:検索キーワードなどの確認
- URL検査:ページの問題点を確認
- カバレッジ:問題があるページの発見
- サイトマップ:インデックスのリクエスト
- ウェブに関する主な指標:ページスピード改善
- モバイルユーザビリティ:モバイル最適化
たとえば、サーチコンソールを使うと、自社のサイト・ページに訪れるユーザーが「どのようなキーワードで検索したのか」がわかるのです。
詳しい導入方法や使い方に関してはこちらで解説しています。
分析ツールを使う
分析ツールを使っても被リンクを確認できます。
たとえば、分析ツールとして人気があるAhrefs(エイチレフス)は、被リンクをチェックするだけでなく以下の機能が使えるのです。
- Webサイトを最適化
- 競合他社を分析
- 顧客が何を探しているのかを研究
- 業界/分野で成果を上げているコンテンツを発見、分析
- 順位の推移をトラッキング
他にもSEO分析・診断できるツールはいくつもあります。
おすすめのSEO診断ツールはこちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
被リンクについてまとめます。
- 被リンクとは他サイトからリンクされること
- 被リンクの数が多ければ多いほど、Googleから「良いサイト・ページである」と認識される
- ただし、被リンクを自作自演で増やすのはNG
- 被リンクを増やすには質の高いコンテンツを作るのが最適
- 被リンクを確認するにはサーチコンソールやSEO分析ツール
被リンクはコンテンツも大事ですが、「思わずリンクしたくなるようなサイトデザイン」も重要です。
いくらコンテンツが良くても、サイトが見づらければ被リンクされにくくなってしまうからです。
被リンクを増やせて、なおかつGoogleからも高く評価されるサイトを作りたい方は、ぜひヴァレインにお問い合わせください。