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web広告のメリット・デメリットとは?具体的な種類も4つ紹介!

「Web広告を使って自社の商品をアピールしたい」
「でも、具体的にどのようなメリットがあるかわからない」

マーケティングを考える際に、「自社の商品はWeb広告に向いていないのでは」と不安に感じる方もいるでしょう。Webはさまざまな方が利用するため「向いていない商品」は基本的にありません。

ただ、施策を間違えるとWeb広告費が無駄になる恐れもあります。そこで本記事ではweb広告とは何かを説明し、メリットとデメリット、web広告の種類を解説します。

web広告とは何か

Web広告とは、インターネット上で配信される広告のことです。ウェブサイト、SNSなどを通じて表示され、ユーザーに対して商品やサービスなどの情報を提供することを目的としています。

Web広告は紙媒体と違って、テキスト、画像、動画などさまざまな形式を採用することができます。このような特徴から、2023年現在、「最も影響力のある広告媒体」といえるでしょう。実際に、Web広告費用は2021年に紙媒体による広告費を抜き、39兆396億円(前年比32.7%増)となって広告市場全体の成長を大幅に牽引しています。

出典:総務省|第2部 情報通信分野の現状と課題

web広告のメリット

web広告のメリットにはメリットとデメリットがあります。まずはメリットから紹介します。

  • ターゲットを自由に設定できる
  • 広告の効果測定が簡単にできる
  • 少ない予算で広告を出せる

ターゲットを自由に設定できる

WEB広告はターゲットを自由に設定できることが最大のメリットです。例えば、チラシのポスティングはすべての方にばらまくことになります。

一方で、WEB広告は年齢や所在地、性別といった属性的なデータから「直近で◯◯を買った人」「◯◯に興味がある人」など行動データまでを用いて細かいターゲティングができます。したがって、商材や目的に合った的確な広告配信が可能です。

広告の効果測定が簡単にできる

マス広告で難しかったのが効果測定です。どれだけ広告を打っても、それを見た人や資料を開封した人がどのような行動を取ったかはわかりません。そのため、見込み客を逃してしまっていた恐れもあります。

WEB広告においては、以下のデータを易に収集することができます。

  • 閲覧回数
  • クリック回数
  • 閲覧時間
  • 購入回数

これらのデータを用いて効果測定を行い、改善に役立てることができるため、効率的にPDCAサイクルを回せます。

少ない予算で広告を出せる

WEB広告はマス広告に比べ、少ない予算から出稿可能です。例えばマス広告の場合、全国紙の新聞に広告を載せようとすると数百万〜数千万円の費用がかかります。

一方、WEB広告は、上手に使えば費用をかなり抑えることができるでしょう。次のように、無駄のない課金方式が採用されているからです。

  • クリックなどアクションがあったときのみ課金する
  • 一定期間表示されたときのみ課金する
  • 表示回数によって課金額が変わる、など

さらに、設定上限金額を超えた場合に、広告配信を自動的に停止することもできます。

web広告のデメリット

web広告はメリットばかりではありません。以下2つのデメリットがあることを把握しておきましょう。

  • 専門的な知識を持った人が必要になる
  • 逆に費用が高くなってしまうこともある

専門的な知識を持った人が必要になる

Web広告を運用するには、専門知識が必要な人的リソースが必要です。なぜなら、一般的な広告と違って特殊な用語が多いからです。例えば「CV」「CTR」「LTV」「クエリ」などの聞き慣れない言葉が多々出てきます。これらの言葉が理解できなければ、適切な広告運用はできないでしょう。

さらに、Web広告はさまざまな手法が編み出されるとともに、トレンドの流行り廃りも激しいです。つまり、ある程度、知識を持った人を担当者として雇わなければなかなかうまくいかないのです。

逆に費用が高くなってしまうこともある

Web広告は低コストから始められると述べました。しかし、場合によっては、高額な広告費がかかることもあります。競合が多いキーワードだと、単価も高額になってしまうのです。

例えば「不動産 おすすめ」といったキーワードは、多くの方が検索を試みるでしょう。だからこそ、競合他社は「不動産 おすすめ」と表示される際の広告枠を取得しようと多額の費用を投じます。結果として、広告の単価はどんどん上がってしまうのです。

コストを抑えるためには、効果的なキーワードの選定や広告とランディングページの改善が必要です。

web広告の種類はどんなものがあるか

web広告には、具体的に4つの種類があります。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • リターゲティング広告
  • SNS広告

リスティング広告

リスティング広告は、検索エンジン(例えばGoogleなど)によって提供される広告サービスのことです。検索結果のページに表示され、ユーザーの検索ワードに関連する商品やサービスに関連する情報が表示されます。

広告の掲載順位はリスティング広告の品質スコアや競合度合いなどに応じて決まるため、優れたリスティング広告を作成することでより効果的なマーケティングが可能です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webページに表示されるグラフィック広告のことを指します。テキスト、画像、バナー、動画などの形式がありますが、特に大きなサイズの画像や動画が特徴的です。この広告は一般的に、ユーザーがWebページを閲覧しているときに表示され、目に付くような効果を期待されています。

ディスプレイ広告は、インターネット上のさまざまなWebサイトで配信されます。特に、ユーザーが興味のあるトピックに関連するWebページを閲覧しているときに配信されることが多いです。

リターゲティング広告

リターゲティング広告はユーザーのウェブ閲覧履歴や購買行動などの情報を活用する広告です。リ過去に関心を示したことのある製品やサービスに対して特定のユーザーに対して、再度関心を引き出すことを目的としています。

例えば、時計を購入したことがあるユーザーに対しては、時計の広告が多く表示されます。このようなユーザーの情報を活用しているため、効果的な広告配信が可能であり、高いコンバージョン率を誇ることが多いです。

SNS広告

SNS広告とは、ソーシャルメディア上に配信される広告のことです。主要なSNS広告のプラットフォームとしては、FacebookやInstagram、Twitterなどがあります。SNS広告はターゲットユーザーを選択して配信することができるため、広告効果を高めることが可能です。

また、SNSを利用するユーザー数が増加しているため、幅広い人々にアピールすることができます。画像や動画などの視覚的な要素も含まれるため、ユーザーに印象に残りやすく、より効果的な広告になるという特徴もあります。

まとめ

Web広告にはさまざまなメリットがあります。しかし、重要なのは「どのようにして広告を出すか」です。「メリットがあるから」といってやみくもに広告を出しても意味がありません。それどころか、費用や時間、手間が無駄になってしまいます。

大事なのは「自社にとって必要なWeb広告は何か」を見極めることです。そして、その広告をPDCAサイクルに則って改善していく必要があるでしょう。ぜひ本記事で紹介した内容をもとに、Web広告の出稿を検討してください。

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