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Twitter広告の出し方や効果とは?効果的に作成するポイントを解説

Twitter広告ってなに?
出稿するとどういう効果がある?

国内の月間アクティブユーザーの数が4,000万を超え日常的に目にするTwitterには、数あるSNSの中でも特に高い広告効果が期待できます。
ただ、まだTwitterに出稿をしたことないという企業も多いです。

この記事ではTwitter広告の出し方や効果、および作成方法のポイントについて解説します。出稿を迷っている広告担当者の参考になる内容です。

Twitter広告とは?どんな種類の広告がある?

Twitter広告は検索画面やトレンド、タイムラインなどに広告を表示するサービスの1つです。テキスト広告はもちろん、画像や動画の使用も可能です。Twitter広告は大きく以下の4種類に分けられます。

  • プロモ広告
  • フォロワー獲得広告
  • Twitterテイクオーバー
  • Twitterライブ

プロモ広告

プロモ広告は、以前プロモツイートと呼ばれていた広告形式です。通常のツイートと同様にタイムラインに表示されるだけでなく、検索結果画面やプロフィール画面、後述するTwitterテイクオーバーの画面にも表示されます。

Twitter上のさまざまな場所に表示されるため、ユーザーの目に入りやすい点が特徴です。また、あからさまな広告感がないため、ユーザーが不愉快に感じる恐れがありません。
低予算から始められ、二次拡散が期待できる点もプロモ広告のメリットの1つです。

ただし、通常のTwitterとは異なり、プロモ広告についたリツイートは消せないため注意が必要です。
また、さまざまなユーザーに見てもらえるものの、低予算から始められるだけにターゲティングの精度はやや低い傾向にあります。

フォロワー獲得広告

フォロワー獲得広告は以前プロモアカウントと呼ばれていた広告形式で、アカウントをフォローしていないユーザーを獲得するのが目的です。

フォロワー獲得広告はアカウントの検索結果画面やおすすめユーザーの一覧、タイムラインに表示されます。
プロモ広告でもフォロワーの獲得は可能ですが、より効率的にフォロワーを増やしたいのであれば、フォロワー獲得広告がおすすめです。

Twitterテイクオーバー

Twitterテイクオーバーは、以前プロモトレンドと呼ばれていた広告形式です。
指定したキーワードやハッシュタグを最大24時間表示できる買い切り型のオンライン広告です。

ユーザーのインプレッションが多いエリアに、独占的に広告を表示できるため、自社のサービスや商品が話題になっているとアピールできます。

ただし、広告を出すにはTwitter社からの認定が必要で、プロモ広告やフォロワー獲得広告のように誰にでも出せるわけではない点がデメリットの1つです。

Twitterライブ

Twitterライブは、動画コンテンツをライブ配信するタイプの広告です。
フォロワーの注目を集めるだけでなく、イベントの告知なども可能です。

Twitterライブは誰でも利用可能ですが、日本ではまだTwitterの利用者に浸透しているとは言えません
そのため、企業がTwitter広告を出す際にはプロモ広告とフォロワー獲得広告、およびTwitterテイクオーバーの3つが軸となるでしょう。

Twitter広告を出稿するまでのステップ

Twitter広告を出すまでには、次の4つのステップを踏む必要があります。

  1. アカウントを取得する
  2. アカウントの初期設定を行う
  3. キャンペーンを作成する
  4. 広告グループを作成する

1.アカウントを取得する

Twitter広告を出すためには、はじめにアカウントを取得する必要があります。
新規にアカウントを取得したケースでは、2週間から3週間程度の稼働実績が必要となるため注意が必要です。

また、Twitter広告を出すためには広告品質ポリシーに準拠している必要があります。Twitterの広告品質ポリシーに関しては以下のTwitter公式サイトを参考にしてください。

2.アカウントの初期設定を行う

広告用のTwitterアカウントを取得したら、次に初期設定を行います。
はじめてTwitter広告にログインしたら、「Twitter広告を設定する」ボタンをクリックします。

最初に国やタイムゾーンを登録しますが、一度設定を済ませると後から変更できないため慎重に行いましょう。
国とタイムゾーンの設定を終えたら、クレジットカード情報を登録します。ここまでの設定を済ませるとTwitter広告の配信が可能です。

3.キャンペーンを作成する

アカウントの初期設定を済ませたら、次にキャンペーンを作成します。

キャンペーンでは始めに広告の目的を設定します。
広告の目的の例はブランドの認知向上やウエブサイトへの誘導やコンバージョンアップ、アプリのインストール、フォロワーの獲得などです。

広告の目的を設定したら、キャンペーンの名前や上限利用金額、スケジュールの設定などを行ないます。

4.広告グループを作成する

キャンペーンの作成を終えたら、広告グループの作成に移ります。

広告グループの作成では、広告の名称や開始・終了日時、予算などを設定します。
ターゲティング機能のキーワード設定を利用すれば、特定のキーワードに興味があるユーザーの絞り込みが可能です。

効果的なTwitter広告の作成ポイント

Twitter広告を効果的に作成するためには、以下の5点を意識しましょう。

  • 読みやすさを重視する
  • ターゲティングを行う
  • ランディングページとの相性を意識する
  • リターゲティング配信を利用する
  • 企業のイメージをダウンさせない

読みやすさを重視する

効果的なTwitter広告の作成ポイントの1つが、読みやすさを重視する点です。

テキスト広告は全角で140文字しか入力できません。
そのため、情報を詰め込み過ぎると何をアピールしたいのか分からない広告になってしまいます。

情報を端的に伝え、絵文字も適度に利用するなど読みやすい広告にしましょう。

ターゲティングを行う

ターゲティングも効果的なTwitter広告の作成に必要です。
仮説検証を繰り返してターゲティングを明確にすると、費用対効果の高い広告作成が可能です。

ランディングページとの相性を意識する

Twitter広告を作成する際には、ランディングページとの相性を意識する点がポイントです。
広告とランディングページとの間に齟齬があると、ページからの離脱率が上がるためコンバージョンにつながりません。

リターゲティング配信を利用する

Twitter広告を効果的に作成するためには、リターゲティング配信を利用する方法があります。
通常の配信よりもコンバージョン率が高いため、上手に利用するとコスパを高める結果につながります。

企業のイメージをダウンさせない

Twitter広告を作成する際には、企業のイメージをダウンさせないよう注意しましょう。
例えば同じ広告が何度も表示されると、ユーザーが不快感を覚える可能性があります。

Twitter広告のフリークエンシー設定を利用すると、ユーザーが同じ広告を何度も目にするリスクを下げられるだけでなく、広告の配信頻度を最適化できます。

Twitter広告を利用するメリットや効果

Twitter広告の大きなメリットが、ユーザー間での二次拡散を狙える点です。
広告に興味を持ったユーザーがフォロワーにシェアすると、自社の商品やサービスが多くの見込み顧客の目に入ります。

しかも、二次拡散のツイートには課金されないため、少ない予算でコンバージョン率を最大限に高める効果が期待できます。

二次拡散を狙うためにも、ご紹介した効果的なTwitter広告の作成ポイントを意識した広告を作成してください。

まとめ

Twitter広告は検索画面やトレンド、タイムラインなどに広告を表示するサービスのひとつです。
国内の月間アクティブユーザーの数が4,000万を超えるTwitterで魅力的な広告を作成すれば、少ない費用で最大限のコンバージョンを獲得する結果が期待できます。

ただし、広告の内容がユーザーに刺さらなければ、いくら費用をつぎ込んでも回収はおぼつかないでしょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、上手にTwitter広告を作成・運用してください。

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