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バナー広告の特徴・サイズの種類は?サイズ別にみるメリット・デメリット、最も効果的なバナーサイズを解説

バナー広告のサイズが決められない
結局、どのサイズのバナー広告が一番効果がある?

バナー広告はさまざまな種類やサイズがあるため、いったいどのサイズを使うのが効果的なのか迷うことも多いです。本記事ではバナー広告のサイズ別にみるメリット・デメリットをもとに、最も効果的なバナーサイズを紹介します。

バナー広告の特徴と種類

バナー広告とは、Webサイトやアプリを利用しているユーザーに商品やサービスの宣伝を目的として、写真や動画、GIFアニメーションなどを使用した広告のことです。
テキストに比べて、ユーザーに与える情報量が多くなるため訴求力が高いという特徴があります。

バナー広告には「純広告型」と「運用型」の2種類があります。

純広告型

純広告型は、Webサイトやアプリなどを利用したユーザーに対して常に同じ内容を配信するバナー広告です。
契約期間中は常に広告が掲載されるため、メディアを利用している層と広告のターゲットが一致していると、効果が高くなります。

運用型

運用型はWebサイトや、アプリなどを利用したユーザーの興味関心にマッチした内容を配信するバナー広告です。
ユーザーに興味がある広告を表示することで、より効果的に運用できます。

バナー広告のサイズの種類

バナー広告のサイズには、大きく分けて下記の5種類があります。

バナータイプサイズ特徴
レクタングル(長方形)300×250
336×280
・サイドバーに使用されることが多い
・レクタングルをリサイズして作れる
・よく使われているサイズ
スクエア(正方形)300×300・レクタングルをリサイズして作れる
・よく使われているサイズ
スカイスクレイパー120×600・幅が広く、広告スペースも広い
バナー468×60
728×90
・メインコンテンツの上部や下部に配置されることが多い
スマートフォン320×50
320×100
・スマートフォン専用
・スクロール追従式もある

レクタングルやスクエアは日本でよく使われている種類です。リサイズすることで使い回せるため、使い勝手のいい種類といえるでしょう。

最近ではスマートフォン専用のバナー広告もあります。スクロールすると画面の動きに合わせて追従してくる、スマートフォンならではのタイプあるのが特徴です。

Google/Yahoo!ディスプレイ広告のバナーサイズ一覧

Googleで配信できるディスプレイ広告のことをGDN、Yahoo!で配信できるディスプレイ広告のことをYDAといいます。

ここでは、パソコンやスマートフォンにバナー広告を掲載する際の、Google/Yahoo!それぞれの推奨サイズ、また適応可能なバナーサイズを紹介します。

ディスプレイ(バナー)広告のサイズ

バナーサイズGoogleGoogleYahoo!Yahoo!
パソコンスマートフォンパソコンスマートフォン
300×250
160×600
728×90
300×600
320×50
468×60
320×100
200×200
240×400
250×250
250×360
336×280
580×400
120×600
300×1050
930×180
970×90
970×250
980×120
300×50
600×600[ブラパネ]※
[カルーセル]※
[カルーセル]
640×360[ブラパネ][ブラパネ]

◎推奨サイズ ○適応可能サイズ

※ [ブラパネ]…Yahoo!ディスプレイ広告の「ブランドパネル枠」に掲載する際に利用可能な最小のバナーサイズ
※ [カルーセル]…Yahoo!ディスプレイ広告の「カルーセル広告」を掲載する際に利用可能な最小のバナーサイズ

300×250サイズはGoogle・Yahoo!の両方に対応しているうえにパソコンとスマートフォンのどちらでも表示可能です。汎用性も高いサイズであるといえるでしょう。

レスポンシブディスプレイ広告のサイズ

レスポンシブディスプレイ広告とは、広告が配信される枠のサイズに合わせて画像や動画などのレイアウトが自動で調整される広告です。

サイズの規定は下記の通りです。

バナーサイズGoogleGoogleYahoo!
600×314画像(横長)
1200×628画像(横長)推奨画像(横長)の最小
300×300画像(スクエア)画像(スクエア)の最小
1200×1200画像(スクエア)推奨
512×128ロゴ(横長)
1200×300ロゴ(横長)推奨
128×128ロゴ(スクエア)
1200×1200ロゴ(スクエア)推奨
180×180ロゴ(スクエア)ロゴ

1200×628や300×300であればGoogleとYahoo!の両方に使用できるため、使いまわししやすいでしょう。

バナー広告のサイズ別に見る効果やメリット・デメリット

バナー広告はサイズによってメリットやデメリットが異なります。
下記の表を参考に、希望に合ったバナー広告のサイズを使用しましょう。

ディスプレイ(バナー)広告のサイズ

バナータイプサイズメリットデメリット
レクタングル(長方形)300×250・パソコンとスマートフォンの両方に適している
・汎用性が高い
・強いアピール力に欠ける
・現在のスマートフォンだと少し小さい
レクタングル(長方形)336×280・パソコンとスマートフォンの両方に適している
・現在のスマートフォンに適している
・強いアピール力に欠ける
スクエア(正方形)300×300・パソコンとスマートフォンの両方に対応
・特にスマートフォンで存在感を発揮
・GDNとYDNではスクエアのサイズが異なる
スカイスクレイパー120×600・強いアピール効果
・視認性が高く、認知度を高めることに適している
・スマートフォンには非対応
バナー468×60
728×90
・GDNとYDN両方に対応
・横長で視界に入りやすい
・スマートフォンには非対応
スマートフォン320×50
320×100
・広告効果が高い
・モバイル端末を使用するユーザーをターゲットにしている場合におすすめ
・パソコンには非対応

レクタングル(長方形)とスクエア(正方形)は、パソコンとスマートフォンの両方に対応しているサイズが多いのが特徴です。
掲載する端末を選ばない場合には、多くのユーザーの目に触れやすいレクタングルとスクエアが効果的でしょう。

パソコンのみの広告には、GDNとYDN、どちらにも共通する468×60や728×90のバナータイプがおすすめです。
またスマートフォン専用のバナー広告は、320×50と320×100がGDNとYDN、どちらにも対応可能なサイズとなっています。

最も効果的なバナーサイズはどれか

レクタングルの336×280や300×250、もしくはスクエアの300×300がおすすめです。
なぜなら、スマートフォンとパソコンの両方に表示させられると、両方のユーザーが獲得できるからです。

GoogleとYahoo!、どちらにも広告を出したいと考えている場合、以下のサイズでバナーを作りましょう。

サイズ(px)対応デバイス
300×250パソコン、スマートフォン
468×60パソコン、タブレット
320×100スマートフォン

容量はGoogle広告だと150KBまで、Yahoo!広告だと3MBまでなので注意してください。

スカイスクレイパーやバナーは目に入りやすくアピール力は強いですが、パソコンにしか対応していないためスマートフォンのユーザーを逃してしまいます。
もし、ターゲットをパソコンを使用しているユーザーだけに絞りたいのであれば、スカイスクレイパーやバナーを使用しても良いかもしれません。

まとめ

バナー広告には「レクタングル」「スクエア」「スカイスクレイパー」「バナー」「スマートフォン」の5種類があり、それぞれサイズや特徴が異なります。

スマートフォンとパソコン両方のユーザーを獲得したいのであれば、「レクタングル」や「スクエア」がおすすめです。
ただし、パソコンユーザーをターゲットにしたいのであれば、「スカイスクレイパー」や「バナー」が、スマートフォンユーザーをターゲットにするなら「スマートフォン」のほうが効果的です。

サイズごとのメリット・デメリットを把握し、自身に合ったバナー広告を選びましょう。

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