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ホームページの作成に資格は必要?技術力の証明におすすめの資格をランキング形式で紹介

ホームページの作成に必要な資格やおすすめの資格はある?

Webサイトは24時間休みなく情報を世界中に発信しており、企業の信頼性も高めてくれる営業・情報ツールの1つです。
ホームページの作成には専門的な知識が必要なため、制作会社などに依頼するケースが多く、Webデザイナーとしての活躍が期待できます。

本記事ではホームページ作成の際に必要な資格や、Webデザイナーとしての技術や能力を証明するために取得しておきたい資格について解説します。

ホームページの作成に資格は必要?

ホームページ作成に特別な資格は必要ありません

ホームページ作成用のソフトを使うケースはもちろん、独学でホームページ作成の技能を身につけている方も少なくありません。

しかし、Webデザイナーとしての実務経験が乏しい方だと、どの程度の技術や能力があるのかを証明するのが困難です。
仮にWebデザイナーとしての就職を考えている場合、Webデザイナーの資格を取得していると、企業側がある程度まで客観的に能力を把握できるメリットがあります。

おすすめのホームページ作成の資格ランキング

ホームページの作成に携わるWeb デザイナーにおすすめの資格をランキングで紹介すると以下のようになります。

1位…ウェブデザイン技能検定
2位…Webデザイナー検定
3位…Web クリエイター能力認定試験
4位…Googleアナリティクス個人認定資格
5位…HTML5プロフェッショナル認定資格
6位…Photoshopクリエイター能力試験
7位…Adobe認定エキスパート

ここではおすすめのホームページ作成の資格ランキングについて解説します。

1位・ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は数多くあるウェブ関係の資格の中で、ただ1つ厚生労働省による認可を受けている資格です。

試験は3級から始まり1級を目指す流れとなっています。
3級は実務経験がない方でも受験できますが、2級を受験するためには2年以上、1級を受験するためには7年以上の実務経験が必要です。

1級になるとホームページのデザインだけでなく、データベースの設計やウェブ開発に特化したプログラミング言語への理解も必要となるなど、実践的かつ幅広い内容が問われます。

ウェブデザイン技能検定2級の合格率は50%以下とやや狭き門となっていますが、1級の合格者はおよそ82%となっており、実務経験を積んだ2級の合格者にとって1級に合格するのはそれほどハードルが高くないようです。

2位・Webデザイナー検定

Webデザイナー検定は、公益財団法人の「画像情報教育振興会」が実施する検定試験です。
Webデザイナーはもちろん、営業担当者や広報なども対象にしている点が特徴です。

顧客が求めるホームページを作成できるのはもちろん、どのような方が見ても分かりやすいページを作成する能力も求められます。

試験はベーシックとエキスパートの2種類があり、ベーシックの合格率はおよそ60%〜70%、エキスパートの合格率はおよそ30%〜50%となっています。

3位・Web クリエイター能力認定試験

Web クリエイター能力認定試験はWeb 技術の標準化を推進する「World Wide Web Consortium」が実施する検定試験です。

Web ページの制作やデザインはもちろん、テストや評価まで幅広い知識が問われるため、デザイナーだけでなく、プログラマーやディレクター、プロデューサーにとっても有益な資格です。

Web クリエイター能力認定試験はスタンダードとエキスパートの2等級に分かれますが、いずれも合格率やおよそ90%と、比較的取得しやすい資格と言えます。

4位・Googleアナリティクス個人認定資格

Googleアナリティクス個人認定資格は、どの程度Googleアナリティクスに対する理解度があるか習熟度を認定する資格で、テストに合格した個人に資格が与えられます。

Googleアナリティクス個人認定資格に合格すれば、Googleが発行する個人認定証が与えられるため、デザイナーだけでなくクリエイターやマーケッター、広報などWeb に携わるすべての方におすすめです。

Googleアナリティクス個人認定資格の合格率はおよそ80%。それほど難易度が高い訳ではなく、初心者の方でもGoogleが提供する教材にしっかりと取り組めば合格は難しくありません。

5位・HTML5プロフェッショナル認定資格

HTML5プロフェッショナル認定資格は特定非営利活動法人の「エルピーアイジャパン」が実施する試験で、HTML5やCSS、JavaScriptなどに関する知識が問われます。
受験者数や合格率は明らかにされていませんが、正答率7割が合格ラインと考えられています。

6位・Photoshopクリエイター能力試験

Photoshopクリエイター能力試験は、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が実施する試験で、Photoshopを用いた画像編集の能力が問われます。

スタンダードコースとエキスパートコースの2つに分かれており、スタンダードコースの合格率はおよそ95%、エキスパートコースの合格率はおよそ72%です。

後述するAdobe認定エキスパートよりは難易度が低いため、力試しにPhotoshopクリエイター能力試験を受ける方もいらっしゃいます。

7位・Adobe認定エキスパート

Adobe認定エキスパートは、PhotoshopやIllustratorなどのソフトで知られるアドビ社が公式に認定している資格です。

合格すると世界共通の認定証が発行されるため、自分の技術や能力を証明するのはもちろん、クリエイターとして就職する際にも強い味方となるでしょう。

Adobe認定エキスパートの合格率は公表されていませんが、正答率7割が合格ラインと考えられています。

ホームページ作成の資格を効果的な勉強方法

ホームページ作成の資格の勉強法は主に以下の3つです。

  • 独学
  • オンラインスクール
  • 専門学校

ここではホームページ作成に関する資格の効果的な勉強方法について解説します。

独学

ホームページ作成に関する資格は、参考書などを使用すれば独学でも習得可能です。
ある程度の実務経験がある方なら、仕事の合間や休日などに勉強すると合格に近づくでしょう。

後述するオンラインスクールや専門学校に比べると、費用を安く済ませられる点もメリットの1つです。

オンラインスクール

ホームページ作成に関する資格の勉強は、オンラインスクールでも受けられます。
自分の好きなスペースで学べるだけでなく、交通費がかからないメリットもあります。

専門学校

専門学校などウェブデザインに特化したスクールでは、疑問点などをすぐに講師に質問できる点がメリットの1つです。

独学やオンラインスクールに比べれば費用は割高ですが、自分の苦手な分野などが明確になるため、予算に余裕がある方におすすめです。

ホームページ作成の資格意外にも習得するべきスキル

ホームページの作成に直接必要なスキルではありません。
しかし、Webデザイナーとして活躍するのであれば、ヒアリング能力やマネジメント能力、ディレクション能力なども求められます。

クライアントが「このようなホームページを作ってほしい」と考えていても、Webデザイナーのヒアリング能力が不足していると、お互いのイメージとズレたホームページになる恐れがあります。
イメージとズレたホームページが出来上がると、修正に時間を取られる結果となり、Webデザイナーとしての評価を下げる結果につながりかねません。

一般的にホームページの作成にはWebデザイナーだけでなく、システムエンジニアやウェブライター、営業など多くのスタッフが関わるものです。
Webデザイナーがマネジメント能力を発揮すれば、業務をスムーズに進められるだけでなく、作成するホームページのクオリティを高める結果が期待できます。

また、Webデザイナーがディレクション能力を高めれば、昇格や年収アップ、キャリアアップにもつながります。

まとめ

ホームページの作成に特別な資格は必要ありません
しかし、今回ご紹介した資格を取得しておけば、Webデザイナーとしての技術や能力の証明となり就職に役立てる結果が期待できます。

ホームページの作成にはさまざまな能力が問われるため、自分に合った資格を取得して、Webデザイナーとしての幅を広げるのがおすすめです。

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