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内部リンクとは|SEOの効果を3つ説明!おすすめの設置場所も解説

「内部リンクってSEO効果あるのかな」
「内部リンクの貼り方がわからない」

このような不安を抱く方も多いですよね。結論を言えば、内部リンクはSEOにおいて非常に重要な要素の一つです。

この記事では内部リンクとは何かを説明し、3つの効果とチェック項目、おすすめの設置場所を解説します。

内部リンクとは

内部リンクとは自サイトに自ページのリンクを貼ることです。一般的なリンク(外部リンク)と対比するとわかりやすくなります。

内部リンクとは

内部リンクはSEOにおいて非常に重要です。なぜなら質の良い内部リンクは、Googleがもっとも重要視する「ユーザーファースト」の理念を体現しているからです。

たとえば、サイトに訪れたユーザーが「おすすめのプログラミング教室を知りたい」というニーズを持っていたとしましょう。おすすめのプログラミング教室に関する詳しい情報が自サイトにない場合、外部へ誘導しなければならず、ユーザーに負担を与えてしまいます。

しかし、情報が自サイトにあれば、ユーザーニーズを満たすことができます。こういった点から、Googleは「内部リンクを効果的に貼っているサイト」を掲載順位の上位に表示させやすくなるわけです。

内部リンクのSEO効果

ここからは具体的な内部リンクのSEO効果について説明します。主な内部リンクのSEO効果は以下の3つです。

  • Googleのクローラーが巡回しやすくなる
  • 両ページに関連性が生まれる
  • よりユーザーファーストなページ構成になる

それぞれ具体的に解説します。

Googleのクローラーが巡回しやすくなる

SEOに強いサイトは「クローラーが巡回しやすい」という特徴を持っています。なぜなら「どういうサイトなのか」を伝えやすく、Googleに正しい情報を与えられるからです。

たとえば、「1つの部屋にしかドアがない家」を想像してください。すべての部屋をチェックするためには「ドアがある部屋」にいちいち戻らなければなりません。

しかし、それぞれの部屋がドアでつながっていれば、簡単にすべてをチェックできます。この「ドアがつながっている状態」が内部リンクなのです。

両ページに関連性が生まれる

内部リンクをつなげることで、両ページがSEO効果を受けます。それぞれに関連性が生まれるからです。

Googleは「専門性」のあるサイトを優先表示させます。内部リンクがつながっていると、Googleに「高い専門性があるサイト」とみなされやすくなるわけです。

よりユーザーファーストなページ構成になる

SEOを考えるうえでもっとも重要なのは「ユーザーファースト」です。Googleはユーザーファーストを常に優先して考える企業だからです。

それは「Googleが掲げる10の事実」というページにも記載されています。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
出典:Googleが掲げる10の事実

内部リンクを効果的に貼れば、ユーザーは自分の知りたい情報を簡単に見つけられます。つまり、Googleから「ユーザーファーストなサイトである」と高く評価してもらいやすくなるわけです。

内部リンクのSEOチェック項目

気になるのは「内部リンクの貼り方」ですよね。内部リンクの貼り方によって、効果は大きく変わります。

マーケティング担当者が知っておくべき「内部リンクのSEOチェック項目」は以下のとおりです。

  • 適切なリンク先か
  • 重要なページにリンクを集められているか
  • わかりやすいアンカーテキストか
  • alt属性が設定されているか
  • URLの正規化ができているか

具体的に解説します。

適切なリンク先か

まず、リンク先が「適切かどうか」を確認してください。適切でなければ内部リンクを貼る意味はありません。

たとえば、「プログラミング教室」のページに「おすすめの仮想通貨」のページを内部リンクしても、サイトの専門性は強まりません。関連性があるページ同士を内部リンクさせましょう。

重要なページにリンクを集められているか

集客したいページは、特に内部リンクを多く設置しましょう。Googleはリンクが多いページを「重要だ」と考え、優先的に掲載順位を上げようとするからです。

「おすすめのプログラミング教室」という記事の掲載順位を上げたいとしましょう。他の自ページにできる限り「おすすめのプログラミング教室」に誘導する内部リンクを設定してください。

そうすることで、「おすすめのプログラミング教室」の記事がGoogleに評価されやすくなります。

内部リンクのコツ

わかりやすいアンカーテキストか

誘導するためのアンカーテキストも重要です。わかりにくいアンカーテキストだと、Googleから「不親切だ」、つまり「ユーザーファーストでない」と判断されてしまいます。

たとえば「詳しくはこちら」というアンカーリンクだけだと、ユーザーは正確な情報を手に入れられません。「おすすめのプログラミング教室を知りたい場合はこちら」など、よりユーザーファーストを意識したアンカーテキストにしてください。

alt属性が設定されているか

バナーをクリックさせる場合、alt属性を設定しておきましょう。alt属性を設定するとユーザーファーストにつながり、SEOの効果が高まります。

Googleの公式ブログにおいても、このように説明しています。

画像ではなくテキストを使用して、内容を伝達します。Google では一部の画像や動画については理解できますが、テキストの方が理解しやすくなります。少なくとも、代替テキストや他の属性を適宜使用して、動画や画像にアノテーション(注釈)を付けるようにしてください。

出典:Google検索の仕組み

alt属性は画像をきちんと説明するようなテキストを心がけてください。

URLの正規化ができているか

内部リンクのURLにも注意が必要です。URLの正規化ができていなければ、SEOに悪影響を及ぼします。

たとえば、URLに「wwwが付いているページ」と「付いていないページ」が存在している場合、正規化できていないと「重複コンテンツである」とみなされてしまいます。

他にも以下の点に気をつけてください。

  • index.htmlがついていないか
  • パラメーターはないか
  • 暗号化(https、http)しているURLか
  • サブドメインではないか
  • モバイル用URLと混在していないか

SEOに効果的な内部リンクの設置方法

最後に、SEOに効果的な内部リンクの設置方法を紹介します。効果的な設置場所は以下の5つです。

  • パンくずリスト
  • グローバルメニューナビ
  • サイド・フッターのリンク
  • コンテンツページ
  • サイトマップ

それぞれ説明します。

パンくずリスト

もっとも重要なのがパンくずリストです。パンくずリストはユーザーが「どのページにいるのか」を示す指針となるものだからです。

つまり、ユーザーにとっての道標であり、「クローラーが巡回しやすいかどうか」にもつながります。パンくずリストはかならず設置しましょう。

グローバルメニュー

グローバルメニューも大事です。「ページを案内する」という重要な役割を果たします。

多くの場合、「カテゴリー」や「サービス」など、大きな括りで内部リンクを設定するケースが多いです。

サイド・フッター

サイドやフッターには、グローバルメニューで入りきらなかったページなどを内部リンクさせるのがおすすめです。

よく見られるケースは以下のとおりです。

  • サイド:関連性が高いページ、閲覧数が多いページ、新着ページなど
  • フッター:関連コンテンツ、おすすめ記事など

コンテンツページ

記事の中にも適切に内部リンクを設置しましょう。たとえば、このような設置の仕方がおすすめです。

**に関しては下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

****(内部リンク先のタイトル)

サイトマップ

構造が複雑な場合、サイトマップを作成するのもおすすめです。クローラーがさらに巡回しやすくなるからです。

ただ、「サイトマップが重要」とされていたのは2010年代で、現在はクローラーの巡回スピードが非常に速くなったため、そこまで重要視する必要はありません。

まとめ

SEOの内部リンクについてまとめます。

  • 内部リンクとは自サイトに自ページをリンクさせること
  • クローラーが巡回しやすくなり、Googleに評価されやすくなる
  • ページの関連性が強くなり、サイトの専門性を高められる
  • 重要なページに内部リンクを集める
  • パンくずリスト、グローバルメニューを設置する

今回紹介した設置方法・設置場所を実践して、SEO効果を高めましょう。こまめに内部リンクを調整するのも大事です。

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