SEM対策

SEO対策の基本とは?知っておくべき7つの流れを紹介

SEOはWebマーケティングにおいて最重要な施策です。SEO対策に成功することができれば、従来の広告を大きく上回る認知度や売上の向上を実現することも可能です。

コストをかけずに継続的な集客が見込める優れたマーケティング手法ではあるものの、専門的な知識が求められるので「実際に何をすれば良いのかよくわからない」と二の足を踏んでいる人は少なくありません。また、SEOによるマーケティングは従来の広告とは全く違うため、施工する前から前提を間違えて効果が全く出ないと嘆いている人もいます。

本記事では、これからSEO対策を講じようとしている初心者に向けて、基本的なSEO対策を具体的かつわかりやすく解説します。

SEOとは何か

back view of developer using laptop with SEO search and chat

SEOとは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の頭文字を取った略称で、検索エンジンでの検索結果画面にて、自社のサイトをより上位に表示するために行う施策の総称です。

現在の検索エンジン界隈はほぼGoogle一強と言える状況で、他の検索エンジンでもGoogleのアルゴリズムが使用されているほどです。従って「SEO対策=Google対策」と考えて差し支えありません。

SEO対策をするとどんな良いことがあるか

SEO対策をすると、以下のようなメリットが生まれる可能性があります。

  • 広告費をかけずに購買意欲の高い層を集客できる
  • 費用対効果が非常に高い
  • 上位表示されている間は成果が持続する
  • 人目に触れる機会が増え、認知度が向上する
  • 自社やサービスの権威性が増し、ブランド力が向上する

特に、上位表示に成功した場合の集客効果は絶大で、それ故に多くの企業や個人が日夜研究を重ね継続的に対策を講じています。

基本的なSEO対策

では具体的に「SEO対策」とは何をすることなのか?必ず押さえておくべき大前提は、「検索ユーザーは何らかの疑問を解決するために検索している」という事実です。つまり、「自社がアピールしたいことばかりを盛り込んだ広告ページはほとんど意味がない」ということを意味します。

この点が従来の広告と最も異なる点であり、SEO初心者の企業担当者が陥りやすい部分です。 まずは「アピールする」という広告主主体の考え方から「検索ユーザーにとって有益なコンテンツを提供する」というユーザー主体の考え方にシフトすることが最重要です。 この点を踏まえて、以下で基本的なSEO対策を作業工程順に7つご紹介します。

SEO対策の基本1:コンテンツのキーワードを選定する

上述の通り、検索ユーザーの流入は「検索」から始まります。目的から逆算すると、一番最初に取り組むべきことはこの「検索キーワード」を選定することとなります。

例えば、自社が寝具を販売している会社だと仮定すると、狙うべきキーワードは以下のようなものが考えられます。

  • 寝具 おすすめ
  • 枕 寝やすい
  • 睡眠不足 改善

つまり、「寝具を必要としている人はどのようなことに悩んでいるか」ということを逆算し、その人が検索するであろうキーワードを設定し、その悩みを解決するコンテンツを作り始めるという流れになります。

関連記事:
SEOの検索キーワード選定方法5選!もっとも効率的なやり方は?

SEO対策の基本2:適切な見出しを作る

検索で自社のサイトを訪れるユーザーは、残念ながら会社そのものや販売したい商品にはまだ興味がありません。興味があるのは「このページですぐに自分の悩みが解決できるかどうか」の一点のみです。

そのため、「見づらい・読みづらい」という理由だけであっという間にページから離れてしまいます。見た人が直感的にどんな情報が得られるかを視覚的にもわかりやすい構成にする必要があるのです。

SEO対策の基本3:ユーザーの検索意図を解決するコンテンツを作る

ここまでの話を一度まとめます。

  • 悩みを抱えたユーザーが、検索結果から自社サイトを訪れる
  • 自社のページで悩みが解決する
  • その悩みを解決する商品、サービスを紹介する
  • 商品やサービスが売れる

このような流れになります。そもそも「悩みを解決したい」と考えているユーザーが訪れるので、悩みを解決しつつニーズに合った商品やサービスを紹介すれば、購入に至る可能性が高いのは想像に難くないでしょう。

SEO対策の基本4:記事の信頼性を明記する

自社サイトを訪れたユーザーの目線に立つと、誰が運営しているサイトかはわからず(興味がない)、筆者の素性もわからず、なにより初対面です。つまり、一切の信用が無いところから接触が始まるケースが多いということ。

そのページのコンテンツがどの程度信用できるものかを伝えなければ、最終的に読みすすめることも購買することもありません。

SEO対策の基本5:適切なタイトルを付ける

タイトルは検索ユーザーが一番最初に見るもので、そのページを開くかどうかを判断する重要なキャッチコピーです。タイトルを付ける際は以下の3つを意識しましょう。

  • 文字数は30文字前後
  • 興味を引く単語やフレーズを用いる
  • 文字数に余裕があれば目を引く装飾を入れる

タイトルが検索画面上で見切れてしまっていては、そのページが自分に関係があるかどうかを判断できません。短いフレーズで「悩みが解決できそうだ」と想起させることがタイトルの役割となります。

SEO対策の基本6:適切な内部リンクを設置する

これは同時に「1つの記事に複数の情報を入れない」ということも意味しています。

関連するからと言ってあれこれ情報を詰め込んでしまうと、「解決したかった疑問や悩みの答え」からどんどん遠ざかってしまいます。この場合は、関連情報をテーマにした別のページを作ってリンクで繋ぐ方が読み手にとっては親切な作りと言えるでしょう。

こういったユーザーファーストな動線設計はSEO的にも評価される傾向があります。

SEO対策の基本7:ページの表示速度を高める

早く答えが欲しい検索ユーザーは非常に気が短く「ほんの数秒の待ち時間」さえもストレスでしかありません。タイトルがどんなに魅力的でも、その先に悩みや疑問を解決するコンテンツが用意されていたとしても、ページを開くのに5秒もかかるようではすぐに他のページに行ってしまいます。

検索ユーザーはとても気が短いことを認識しつつ、ページの表示速度を高めるのも重要なSEO対策の1つです。

SEO対策に役立つツール

ここでは、無料で使えるSEO対策に役立つツールをいくつか簡単にご紹介します。必須なのは以下の2つです。

Googleアナリティクス

Googleが提供しているアクセス解析ツールです。訪問したユーザーの時間帯別のアクセス数、訪問者の接続エリア、ページ毎のアクセス数など、SEO対策に必須と言える情報がこれ1つで取得できます。

Googleサーチコンソール

こちらもGoogleが提供しているツールで、ユーザー訪問後の解析をするアナリティクスに対して、ユーザーがどのように検索したときにどのように表示されているかなど、訪問前の状況を解析するツールです。

SEOは基本的な対策のみで大丈夫か

「狙うキーワードによる」というのが結論です。検索される回数が少ないニッチなキーワードであれば、基本的な対策だけでも上位表示される可能性はあります。しかし、大勢の人が検索するようなキーワードには当然競合も多く、より高度なSEO対策が求められます。

より高度なSEO対策を求める場合、外注するのが最も手っ取り早いといえるでしょう。SEO対策やホームページ運用にお困りなら、お気軽に当社にお問い合わせください。

まとめ

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技術的な面もさることながら「従来の広告とは根本的に考え方が違う」という点を理解することが、SEO対策すべての軸になります。

相手は自社を知っているお客様ではなく、興味すら持っていない検索ユーザーであるということを認識し、検索ユーザーの立場に立ったコンテンツ作りがSEO対策成功の鍵といえます。上位表示されている競合サイトなどを参考に、出来ることから始めてみると良いでしょう。

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